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【user's VOICE】バスクリン「きき湯」

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【user's VOICE】バスクリン「きき湯」

 在宅勤務の増加で入浴剤の市場が拡大

 新型コロナ感染拡大の影響による在宅勤務の増加で、座っている時間が長くなり、足のむくみや腰痛などで悩んでいる方が増えたため、入浴剤の人気が高まっているという。そこで今回は、バスクリンの炭酸入浴剤「きき湯」をセレクト。POB(マルチプルID−POS「Point of buy」)会員の実態から売れ筋や購買理由を分析した(調査期間2020年1月〜6月、きき湯購入レシート774枚)。
 「きき湯」は「その日の症状、その日のうちに。」をテーマに、様々な症状*1や、疲労感に対応する症状別の製品ラインアップを増やしている。「きき湯」のレシートシェアは「きき湯清涼炭酸湯 ミントの香り(29・3%)」が最多となり「きき湯カリウム芒硝炭酸湯(19・4%)」と合わせて半数近くを占めた。続いて「きき湯マグネシウム炭酸湯(13・8%)」「きき湯ファインヒート(12・1%)」「きき湯クレイ重曹炭酸湯(9・6%)」が上位となった。慢性的な疲れや、肩こり・腰痛など現代人の悩みに沿った商品が売れ筋となっている。

 疲労回復に向け、試し買いや指名買いなど様々

 その中から4位「きき湯ファインヒート」の購買理由を見てみよう。「肩こりがひどく、いつも購入している入浴剤よりも効き目がありそうで購入。きつい体の疲れが取れて香りもよい(40代女性)」や「普段購入しない少し高価なものを購入した。保温と血行促進効果が非常にあり、湯冷めしにくい(40代女性)」といった高価格帯であるが“試し買い”により疲労回復や温浴効果を実感する声や、「今までいろいろな商品を試してみたが、一番品質が良くいつも購入。入浴後のさっぱりとした感じが気に入っている(40代男性)」や「香りが気に入っているので、売り場で見つけたら手にとって買ってしまう(30代男性)」という“指名買い”する男性ファンもみられた。ライフスタイルの変化で、家で過ごす時間を豊かにするものが売れている。入浴剤もその一つとなり今後拡大傾向が見込まれそうだ。*1:疲労、肩こり、腰痛、冷え、肌荒れ、しっしん、にきび
(ソフトブレーン・フィールドIT戦略部)
 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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