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「@cosme アットコスメ データから見る人気の秘密ーヒットコスメの裏側ー」【寄稿】

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「@cosme アットコスメ データから見る人気の秘密ーヒットコスメの裏側ー」【寄稿】
イハダ「薬用バーム」(アイスタイル リサーチプランナー・原田彩子氏)

 「普段は購入していなかったが、新型コロナウイルスの感染拡大があったために購入した化粧品」はありますか。5月末にアットコスメメンバー1万人に聴取した結果、25%が「ある」と回答。その中で上位に挙げられたブランドが『イハダ』である。

 携帯性やポイント使いの利便性も

「ウイルスブロックの効果を期待して」、「マスクによる肌荒れのため」などといった意見がみられた。特にマスクによる肌荒れはクチコミでも継続して言われている内容である。ムレやスレから起こるその悩みは、乾燥・ニキビ・湿疹・ざらつきなど様々である。直近の薬用バームのクチコミでも「マスク」の出現率は高い。「繰り返す肌荒れや乾燥を防ぐ」と謳っていることもあり、通常、夏場は投稿ペースが落ち着く傾向にあるのだが、今年は下がることがなかった。トライアルセットがある点もテスターで試して購入することが難しい今、エントリーしやすい要素の一つだ。  また、昨年までと異なる点がもう1点。従来、乾燥肌からの投稿が多かったのだが、今年は混合肌がトップ(アットコスメの肌質最多は混合肌)。特定の肌質だけではなく、多くの人が悩んだ夏だったことが推し量れる。乾燥本番のこれから、ますますニーズが高まることだろう。

(詳細は「日用品化粧品新聞」10月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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