資生堂がオンラインで「新戦略発表会」

魚谷会長兼社長が考え方、方向性を示唆
資生堂は9月15日、オンラインで「新戦略発表会」を開き、首脳陣が出席して、化粧品専門店に向け今後の方針などについて説明した。 中で資生堂ジャパンの魚谷雅彦会長兼社長は「資生堂ジャパンとして取り組んでいくこと」と題し、コロナ禍での化粧品業界及び自社の事業についての考え方、方向性などを示唆した。
化粧や美には世界を変える力がある
「化粧品業界は負のインパクトを大きく受けている産業の一つ。外出自粛で来店客が減少し、強みであるカウンセリングも難しい。マスク着用で口紅を使う機会が減るなど、専門店の経営も厳しく、業界全体の危機と言える」とした上で「環境変化にいち早く対応して復活する業界のために当社は、総力を挙げて取り組み、専門店の皆様をサポートしていくことを約束する。化粧や美には世界を変える力があり、多くの人々に活力、自信、元気をもたらす。それを実現することが資生堂にとって創業以来の使命だと思う」と力説した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月28日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)