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【日衛連が第92回通常総会開催】白十字・天田社長が会長就任

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【日衛連が第92回通常総会開催】白十字・天田社長が会長就任
懇親会では澤田前会長らに感謝状授与

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)は6月17日、東京都千代田区の経団連会館で第92回通常総会の開催し、これに伴い、記者会見を行った。
 冒頭、澤田道隆前会長(花王)に代わり新会長に就任した天田泰正氏(白十字)が、全ての議案を承認、可決したことを踏まえ、役員改選では42人中8人が新任となったことなどを報告した。また天田新会長は「私が会長職を拝命するとは思ってもいなかった。昨年末に澤田前会長から次期会長の打診を受け『大企業だからこそまとめられないことがある。各社の規模や強みを理解し、バランスの取れた運営ができるのはあなたではないか』と、背中を押してくださった。現在、日衛連傘下の全国衛生材料工業会、全国紙製衛生材料工業会、全国救急絆創膏工業会、日本清浄紙綿類工業会、全国マスク工業会の五つの工業会のうち、四つに加盟していることや、また以前から、多くの組合員とつながりがあるという立場を生かして、より一層広い連携を図っていく」とした上で「当社のみでは、国際標準化や環境問題への対応、市場占有率の拡大などに向けて取り組むには限界がある。だからこそ、300社近い組合員と多くの賛助会員が持つそれぞれの強みを生かしながら、会員企業と連合会の双方で発展できるよう、全力を尽くしていく。『One for all’all for one.(ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために)』の精神を胸に、微力ながらも人々の健康を支える存在として、国民生活の保健衛生向上に貢献できる団体を目指していく」と意気込みを述べた。
 2025年度の事業計画では、従来からの基本方針である医療衛生用品と家庭用衛生用品の持続的な安定供給と安心・安全品質の確保を主軸に、医療機器業界のコンプライアンス強化に加え、「業界のルール整備」「自然への負担軽減」「資源の有効活用」「生産の負荷低減」「適切な情報開示」の五つの指針で構成した「日衛連新環境声明」に即した環境目標とアクションプランを推進していくことなどを明かした。

(詳細は「日用品化粧品新聞」6月23日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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