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【ユニ・チャーム】2026年秋の新製品発表会、AI×感性で「人間中心」へ回帰

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【ユニ・チャーム】2026年秋の新製品発表会、AI×感性で「人間中心」へ回帰

LTV(ライフ・タイム・バリュー)最大化図る

 ユニ・チャームは5月27日、東京都港区の品川プリンスホテルアネックスタワーに取引関係のある卸売業、小売業関係者を招き「2026年秋 新製品発表会」を実施した。各事業部門から今後発売する新製品を紹介すると共に、高原豪久社長が全社方針を述べ、2030年までの目標へ向けて継続的に努力を重ねていくことを示した。
 冒頭、全社方針説明に当たった高原社長は「2030年に向けて、相対価値として売上高1・5兆円、コア営業利益17%、世界シェアNo.1を目指し、また絶対価値として再生パルプを用いたおむつ『RefF』、アプリ『ソフィBe』、『手ぶら登園』、海外では虫よけ機能を備えたおむつなど各種事業の確立を目指している。そうした中で外部環境の変化への対応も重視すべき。原材料高騰、物流費やエネルギーコストの上昇など避けることができないコスト増の波が押し寄せ、これまでのデフレから物価が持続的に上昇するインフレへと変曲している。ここでは、安定供給をベースに生活防衛意識の高まりを捉え、安心・信頼のブランド価値をもって企業価値の向上を目指していく」と述べ、ブランド価値の最大化の重要性を説くと共に、その事例として「ライフリー」紙パンツ用パッドやペット用シート「デオシート」といった付加価値商品の浸透による経済性追求、環境負荷の軽減、またベビー用おむつ「マミーポコ」による長く使える機能価値訴求などを挙げた。更には複数ブランドによるカテゴリー横断の付加価値を「クールシリーズ」として提案していることも紹介した。2026年から30年までの5年間を対象とする第13次中期経営計画では、絶対価値として共生社会の実現、相対価値で時価総額4兆円を目指すとしており、ここでキーワードの一つとなる「Renaissance(ルネサンス)」について、「AI×感性が導く『人間中心』への回帰」として、その重要性を紹介した。「ベビーケア、フェミニンケア、ウェルネスケア、ペットケアと、カテゴリー横断でユニ・チャーム標準データを整備し、ライフサイクルインサイトへの変換を図る。とはいえ日用品だけに、使っている方に本当に幸せを感じていただけることを目指していく」とした。現在展開中の「ソフィBe」を起点してウェルビーイング領域の拡大を例に挙げ「AIでインサイト発見し商品開発へつなげる、AIを活用した生涯顧客価値(ライフ・タイム・バリュー=LTV)の最大化を図る。生涯にわたりお客様に寄り添うパーソナルエージェントでありたい」とし、その上で「人間が探す検索の時代から、AIに聞く、AIが選ぶ時代に向かっている。AIエージェントが推奨するブランドを再定義し、人間にしか感じ取れない世界観、体験価値で差別化する」と強調した。

(詳細は「日用品化粧品新聞」6月1日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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