【ファンケル】「toiro」杉咲花新CM発表
「一人十色」で共感醸成ファンケルは4月18日から、無添加スキンケアの新シリーズ「toiro(トイロ)」のイメージキャラクターに俳優の杉咲花を起用し、新CM「一人十色篇」を全国で放映している。これに先立ち17日、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで発表会を行った。
同じ一人でも様々な顔を持つという、30歳前後の女性の日常を描いたCMは「がんばる私もいれば、がんばらない私もいる」「大人な私もいれば、大人になりきれない私もいる」など、様々な「一人十色」を杉咲が等身大に演じている。同世代の女性が深く共感できるシーンを通じて、商品の魅力を発信。楽曲は歌手のYUKIの新曲を採用した。
発表会では冒頭、堂下亮化粧品事業本部長が「無添加化粧品の進化」と題し、不安、不満、不調といった「不」の解消を目指してきた自社の理念や戦略を解説した。年間180万人を超える顧客の肌状態を分析し、声を聞いてきた中で、現代では気候変動、社会ストレスの増加、生活スタイル・食生活の変化などを要因として、キメの粗さ、カサツキ、くすみといった「肌不調」が増加していることを紹介。「これは長期的に続く傾向だと考えており、独自の無添加技術で敏感肌の肌トラブル解消につなげてきたノウハウを取り入れて、肌広い肌不調の改善へとつなげていく」と自社の方針を述べ、その第1弾として、不規則な生活習慣や睡眠不足で肌の調子を崩しやすい30歳前後に向けたシリーズであるトイロを立ち上げたことを強調した。またCMについては「一人十色の時代に、飾らないナチュラルさ、まっすぐな意思の強さを感じる杉咲さんがいろいろな顔を持つ人を演じることで、多くの方の共感を得られると考えて起用した」と明かした。