【user's VOICE】食パン

食品購入の場として高い存在感のドラッグストア
寄稿=mitoriz(ミトリズ)。日本初のレシートによる購買証明付き・購買理由データベース「マルチプルID―POS購買理由データPoint of Buy〈ポイント・オブ・バイ、以下POBデータ〉」を有し、月間1000万枚のレシートを収集し、リアル消費者購買データベースとしては提携サイトを含め国内最大級の規模を誇る。日常的な購買頻度が高い「食パン」に焦点を当て、POB会員(509人)を対象にアンケート調査を実施した。食パンの主な購入場所について単一式でたずねたところ「スーパー」が60・7%で最多となり、次いで「ドラッグストア」が14・7%、「ベーカリー・パン専門店」が8・8%、「コンビニ」が4・1%という結果となった。
依然としてスーパーが中心である一方、ドラッグストアが一定の存在感を示している。本稿では、レシートデータをもとに、スーパー、ドラッグストア、コンビニにおける食パンの購買動向を分析する(レシート分析期間2025年3月~26年2月、レシート枚数1億6037万1141枚)。
図表は、投稿レシート情報から食パンの「レシート1000枚あたりの出現数」を月別に示したもの。ドラッグストアにおける出現数は、25年3月以降、前年同月比で概ね110%前後と高い水準で推移し、年間平均でも110・1%と前年を上回った。月別で見ても大きな落ち込みはなく、安定して前年超えの状況が続いている。
一方、スーパーは年間平均100・7%とほぼ横ばいで推移し、主力チャネルとしての地位は維持しているものの、大きな伸長は見られなかった。コンビニは月ごとのばらつきはあるものの、年間平均では96・8%と前年を下回り、やや縮小傾向がうかがえる。
この背景には、ドラッグストアにおける食品取り扱いの拡充と消費者の節約志向の高まりがあり、特売やポイント施策による価格メリットが割安感を生み、ドラッグストアでの購買を後押ししているとみられる。ドラッグストアを選ぶ理由としても「安さとポイントを重視している(30代・女性)」「味は調理で補えるため、まずはコストパフォーマンスで選ぶ(50代・女性)」といった声が自由回答で挙がった。今やドラッグストアは、食品の補完的な購買先にとどまらず、日常的な食品購入の場として存在感を着実に高めている。
(mitoriz RDM本部)
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月13日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)


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