化粧品開発展 、国際化粧品展が大阪で開催、最新コスメに触れる機会を提供
前年比90社増の250社が出展
大阪を舞台に、「研究」「商品企画」「マーケティング」の最新トレンドを発信し新製品のヒントを提示する化粧品開発展、国内外の最新コスメに触れられ仕入れやトレンド把握に絶好の場となる国際化粧品展が行われる。前回よりも規模を大きくした展示会には、大いに期待が寄せられている。
“商談のための展示会”で情報発信
9月28日から30日までの3日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で行われる第3回化粧品開発展大阪、第3回国際化粧品展大阪。RX Japanが主催する両展示会の特徴は、“商談のため”と銘打っていること。原料、OEM、容器パッケージ、研究機器、販促製品、物流など化粧品の研究・企画開発に必要なあらゆる製品が一堂に出展する化粧品開発展、日本及び海外の小売店、通販、サロン・商社の仕入れバイヤー・ディーラーが多数来場し、多くの最新コスメに触れる機会になる国際化粧品展は、新規取引先の開拓、受注獲得、新製品の告知・PRなどにつながる場として、業界からの注目度も高い。
コロナ禍での行動制限が解除され、外出機運も高まりつつある中での開催となる展示会には、前年から90社増の250社が出展を予定。関西圏を中心に集まる来場客に対し、製品、原料、サービスなどの魅力をアピールする。
美容グッズ、健康用品、生活雑貨、アパレル製品などがそろい300社の出展を予定する「第3回ライフスタイルWeek関西」、ノベルティーやデジタルマーケティング、店舗販促、広告・コンテンツ制作などのヒントを発信し150社が出展する「第3回JapanマーケティングWeek関西」といった併催展も見どころが満載。化粧品に生かせるヒントを得られる場所になるはずだ。
サステナブル関連など最新トレンド展示
近年、急速に関心の高まるサステナビリティにも対応。SDGs対応のアップサイクル原料、サステナブル素材の低環境負荷容器、ハラル・エコサート認証取得のコスメなどとの出会いにもつながるはずだ。デリケートゾーンケアを始めとしたフェムケア、美容ドリンク・サプリメント・健康食品といったインナーケアなど、話題のアイテムをその場で試すことも可能。アフターコロナを見据え、生活者に選ばれるアイテム開発のヒントを数多く提案する。SNS・インフルエンサーマーケティング、店頭販促ディスプレーなど、製品のヒットにつなげるために欠かせない販促面での情報提供も盛んに行われる。
来場するきっかけにもなるセミナーは多彩なテーマを用意
基調講演はアルビオン・大塚執行役員
来場するきっかけにもなるセミナーは、今回も多彩なテーマを用意した。基調講演は、アルビオンの大塚裕子執行役員が「アルビオンが取組むこだわりの商品開発〜長寿ブランド“スキコン”に革新をもたらしたパワーアップリニューアル〜」と題して実施する。他にも業界の最新トレンドや注目ブランドの思いを解説する場を設け、大学による最先端の研究成果発表(アカデミックフォーラム)も連日開催。化粧品にまつわる様々な話題を提案して来場促進につなげる。
もちろん「マスク着用の徹底」「全参加者の検温」「看護師が常駐」「手指の消毒」「常時換気」など新型コロナウイルス対策も実施。新たな製品が誕生するきっかけとなる商談機会を徹底的にサポートする。
(詳細は「日用品化粧品新聞」9月19日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)