コーセーが幼保施設で実証実験を実施、子供のスキンケア習慣化促進を確認

スキンケアをセルフケア習慣と同じように有効な手段に
コーセーは昨年10月19日から11月18日までの1カ月間、千葉県流山市の幼保連携型認定こども園「たかさごスクールおおたかの森」を拠点に、園児のスキンケアの習慣化を目指した実証実験「スキンケアはじめて、つづけてサポート」で、2歳以上の子供の自発的なスキンケア習慣を促し、それを定着化できることを確認したと報告した。「保護者だけでなく子供自身が『自らの肌』に関心を向け、スキンケアを歯磨きや手洗いのような重要なセルフケア習慣と同じように実践するための有効な手段になることが分かった」としている。
幼保施設と各家庭に「はじめてのスキンケアキット」を配布
0歳児から5歳児クラスまでの240人が参加した実証実験は、幼保施設と各家庭に乳液・スキンケアブック・スキンケア絵本から成る「はじめてのスキンケアキット」を配布し、幼保施設では保育者によるサポートの下、手洗いや食事後・着替えなどのタイミングで乳液を塗布した。子供が自らの肌やスキンケアへの関心を持てるように、保育時間の中ではスキンケア絵本の読み聞かせなどの取り組みを実施。家庭での習慣化やその自立の定着の度合いを計るため、取り組み前と取り組みが終了した2カ月後のタイミングで保護者への評価アンケートも行った。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)