【BCLカンパニー】「マスターモイスト」美容家電に新規参入

スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーは8月、「マスターモイスト ヘアドライヤー イオニス LG/IV」(各約450g税込3万9600円)を発売する。
「クレンジングリサーチ」や「乾燥さん」「サボリーノ」といったヒットブランドを数多く手掛ける同社にとって、美容家電は新規参入市場で、まさに新たなカテゴリー開拓へのチャレンジとなる。発売前から業界関係者やスキンケアブランドの既存ユーザーが、競争の激しいヘアドライヤー市場でどういった価値を打ち出すのか、と熱い視線を送っていた。発売をもって、その答えを実感として提供する。
新商品開発でこだわったのは大きく二つ。“髪質改善師”監修による「水分」と「機能」の2点だ。
「水分」については、髪の水分量に着目し、化粧品会社ならではのスキンケア発想による「美しい髪を保つには、水分をしっかり閉じ込めてうるおいを守ること」を追求。髪が本来持つ理想的な水分量13~15%に着目し、うるおいを守りながらしなやかでツヤのある髪へと導くヘアドライを目指した。
それを実現するのがこだわりの「機能」。自宅で誰でも簡単にサロンで仕上げたような髪の再現を目指した。大きな特長が独自プログラム「オートマモード」の搭載。髪も頭皮の状況に合わせた適切な温度と時間で乾かすための二つのモードを用意した。一つが、大風量ですばやく乾かしながら、自動で温風と冷風を繰り返してツヤ髪に仕上げる“おまかせ速乾美髪モード”の「AT POWER MOIST」、もう一つが、熱によるダメージを抑え、自動で中温風と冷風を繰り返し、キューティクルを整える“おまかせケア美髪モード”の「AT SENSING CARE」。どちらも温度×風量×ブロー秒数を独自設計したもので、ボタン一つで美容師のブロー体験が簡単に手に入る。その他、オートマモード以外にも、自動で温風と冷風を秒数ごとに切り替えながら乾かし、髪のうるおいを保つ「MOIST SWING」、敏感な頭皮を、低温でやさしく心地よく乾かす「SCALP CARE」、温風/中温風/冷風、高速風/低速風を自由に選択可能で好みの温度や風速で使える「CUSTOM CARE」の五つのモードを用意。日常のケアに不要な機能を省いたシンプルかつ分かりやすい設計が大きな魅力だ。
(詳細は「日用品化粧品新聞」8月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)