ファンケルが第22回研究ミーティング「無添加化粧品容器のこだわりと環境への貢献」を実施
無添加化粧品の品質と安全性を守るための独自の容器開発のこだわりを解説
ファンケルは6月29日、東京都中央区のファンケル銀座スクエアで、報道関係者へ向けて第22回研究ミーティング「無添加化粧品容器のこだわりと環境への貢献」を実施した。
当日は、総合研究所化粧品研究所容器開発グループの安達忠祐主任研究員が、自社で展開する無添加化粧品の品質と安全性を守るために行ってきた独自の容器開発のこだわりを取り上げた。
「マイルドクレンジングオイル」のボトル軽量化などの施策を紹介
安達主任研究員は、1990年からチークカラー、アイカラーに好みの色を組み合わせて使用でき、1色ごとの補充も可能なレフィル容器を採用していたこと、94根からケースが繰り返し使える口紅を展開していたこと、2002年には化粧水の容器にエコパックを用いていたことなど、業界に先駆ける形で環境対応の取り組みを進めてきたと強調。またプラスチック使用量削減の目標として、30年度までに「グループ全体のプラスチックを使用した容器包材における4R対応」は100%、「ファンケル化粧品の植物由来・再生由来プラスチックの使用量」は30%と掲げていることを紹介し、「マイルドクレンジングオイル」のボトル軽量化や詰め替えパウチの採用、直営店で使用済み容器を回収する「リサイクルプログラム」の推進といった、各種施策にも触れた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」7月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)