ニチバンがプレスセミナー実施“令和”の正しいケガの応急処置」を伝える
2023年3月期の売上高は456億円に上るという自社の概要も紹介
ニチバンは6月28日、東京都千代田区のベルサール飯田橋駅前でプレスセミナー「ニチバン ケアリーヴ『夏の外遊び』ラウンドテーブル専門医が教える“令和”の正しいケガの応急処置」を行った。
ブランドマーケティング部の鈴木麻美氏は、1918年創業で約1万8000個の製品数を誇り、2023年3月期の売上高は456億円に上るという自社の概要を紹介。独自の粘着技術をベースに、快適な生活を支える製品づくりに取り組み、人の肌に貼るばんそうこう、鎮痛消炎剤、テーピングテープに加え、ものに貼る文具・雑貨・事務用テープ、包装・工業向け産業用テープといった、一般向け及び業務用アイテムを数多くそろえていることにも触れた。
「ケアリーヴ治す力」シリーズもアピール
ヘルスケア営業統括部の浅井征也氏は、水に強い独自開発の低刺激性粘着剤を使用し肌への優しさとはがれにくさを実現していること、従来のものと比べて約2分の1の細さの高密度ウレタン不織布を用いて肌の動きにフィットしつつ通気性が良くて白くふやけにくいことなど、救急ばんそうこう「ケアリーヴ」の特長を解説。「木の葉のようにやさしく包む」という思いを込めて開発し、形状が木の葉に似ていることから「CARE」(手当て)と「LEAF」(木の葉)、更には「LEAVE」(傷や病が“去る”)という意味も含めて名称を「CARELEAVES」としたことを明かした。また傷口から出てくる体液の働きを最大限に生かし、かさぶたをつくらずに傷を治す「モイストヒーリング」の発想で傷を早くきれいに治すことにつなげる「ケアリーヴ治す力」シリーズもアピール。同シリーズには防水フィルムを使用した防水タイプがあることなども強調した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」7月10日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)