ウエルシアホールディングスが2023年3〜5月期決算発表、ポイント拡充で販管費増
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売上高は前年同期比11・４％増の２９８２億６７００万円
ウエルシアホールディングスの２０２３年３〜５月期決算は、連結子会社化したコクミンの統合効果で売上高が伸長したが、ポイントサービス拡充による販管費の増加や前年の補助金収入の反動減などにより経常利益が減少し、増収減益となった。発表に伴い７月10日、オンラインで説明会を実施。松本忠久社長らが概要や今後の見通しなどを説明した。
売上高は、前年同期比11・４％増の２９８２億６７００万円。品目別では、医薬品が抗原検査キットやマスクなどのコロナ関連品需要の反動減があったものの、総合感冒薬や花粉関連商品が伸長。化粧品も外出機会増加により伸びを見せた。食品は値上げによる単価上昇の影響を受け前年比２桁増。調剤は、人流の回復による受診平常化や、調剤併設数の増加で処方箋枚数が増え伸長した。
ポイントサービスの拡充でロイヤリティ層の顧客拡大へ
利益面は「ＷＡＯＮ ＰＯＩＮＴ」導入に伴う広告宣伝費や水道光熱費などの販管費の増加により減少した。 なおウエルシアメンバー登録「ＷＡＯＮ ＰＯＩＮＴ」の会員数は４００万人を突破。従来から導入している「Ｔポイント」も含めた両ポイントサービスの拡充でロイヤリティ層の顧客拡大を図っている。
（詳細は「日用品化粧品新聞」7月17日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
