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花王が「全国専門店感謝の集い」開催、「進化」「深化」「新化」を実践

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花王が「全国専門店感謝の集い」開催、「進化」「深化」「新化」を実践

 4年ぶりとなるリアル開催を実施

 花王は7月13日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で、カネボウ化粧品の各ブランドを取り扱う専門店のうち、店頭売り上げ1800万円以上、かつカウンセリングブランド960万円以上を達成した店舗を招き「全国専門店感謝の集い」を実施した。
 冒頭、カネボウ化粧品社長を務める前澤洋介上席執行役員化粧品事業部門長があいさつに立ち、4年ぶりとなるリアル開催を実現できたことへの感謝の意を示すと共に、自社の実績がこれを上回って推移していることなどを紹介した。また「2023年上半期には、各種ベストコスメ賞を88獲得することができた。多くのお客様にブランドを知っていただく大きなきっかけになるもとして、ブランド、商品を磨いていきたい」と述べた。更に消費者動向にも触れ「情報過多の時代にあって、選択肢が多すぎると、商品を選ぶことに悩み、選んだとしてもその結果に自身が無いという人が増えた。現在は、それに対するフィルター機能として口コミサイトやSNSが活用されている。我々が選ばれるためには、カテゴリーを代表する商品となることが重要」との認識を示した。その上で「人生100年時代にあって、長い人生を楽しみたいというニーズが高まっている。化粧品はQOLの改善、維持に貢献するもので、生活に潤いをもたらすような提案が必要。また、男性の美容意識も世界的に高まる傾向にあり、販売だけでなく、テクニックを含め幅広い提案が必要になってくる」と述べ「これらにおいて専門店と協働が重要になってくる。リアルタッチポイントとしての価値を確認し、より強い絆で展開していきたい」と強調した。

 各ブランドマネジャーが取り組み実績や今後発売する新商品などを紹介

 専門店チャネルの主力ブランド「KANEBO」「リサージ」「トワニー」のブランド戦略について、各ブランドマネジャーが説明に当たり、これまでの取り組み実績や今後発売する新商品、マーケティング施策などを紹介した。「トワニー」の新商品に採用したヒアルロン酸の産生を促す新素材「NAG2・0」も紹介。研究開発部門生物科学研究所第2研究室の吉田浩之グループリーダーが技術説明を行った。この途中、化粧品事業部門の塩地秀行リージョナルブランドビジネスグループ長があいさつを述べた。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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