ハリマ共和物産が「2023秋の見本市」実施、関心集める売り場を提案

コロナ禍を経て変化した市場や生活者の動向を踏まえた内容に
ハリマ共和物産は7月19、20日、神戸市中央区の神戸国際展示場1号館で「2023秋の見本市」を実施した。来場した得意先企業約150社、635人の来場者に様々な提案を行った。
今回のテーマは「Be The Light〜流通で繋がる希望の光〜」。コロナ禍を経て変化した市場や生活者の動向を踏まえた内容とした。これに伴い、展示会場は以前の2倍の全フロアを用い、ブースも間隔を広げて展開することで「来場者の方にゆったりと見ていただき、それぞれの説明もじっくり聞いていただけるようにした」(担当者)。なお、2日間を通じた売り上げ目標は17億1977万円に設定した。
小さな棚を用いた売り場づくりで、より注目を集めることを狙いに
「新製品コーナー」では、多くのメーカーから今秋以降に発売されるアイテムを一堂に展示した。また「売り場提案」では、通常の掃除後に徹底したケアを行う商品を集めた他、より良い睡眠を確保するための商品、口臭対策に着目したオーラルケア分野の商品などをそろえた売り場づくりを提案した。時流を踏まえて、節約・節電に寄与する商品、高付加価値でプレミアム感を備えた商品もそれぞれ紹介したのに加え、化粧石鹸を例にとり本来はセット販売している商品をバラ展開する提案、あるいは異なるカテゴリーの商品で香りを基軸にまとめた提案なども来場者の目をひいた。いずれも大掛かりに仕掛けるのではなく、小さな棚を用いた売り場づくりとすることで、より注目を集めることを狙いとしている。
(詳細は「日用品化粧品新聞」8月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)