日用品・化粧品・生活用品業界の専門紙

HOME(2022) > 業界ニュース > 企業情報 > 「第23回JAPANドラッグストアショー」開催、「フェムケア」「食と健康」など訴求

業界ニュース

「第23回JAPANドラッグストアショー」開催、「フェムケア」「食と健康」など訴求

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「第23回JAPANドラッグストアショー」開催、「フェムケア」「食と健康」など訴求

 出展社・小間数は475社1310小間、来場者数は5万8872人

 「第23回JAPANドラッグストアショー」(主催=日本チェーンドラッグストア協会)が8月18~20日、東京ビッグサイト(東展示棟3~6ホール)で開催された。8月中旬、会場は幕張メッセではなく東京ビッグサイト、更には、18、19日のみのビジネス会場の設置など、コロナ禍を経て3年ぶりに開催した昨年と同様の形式を採用。出展社・小間数は、昨年の400社1159小間に対し、475社1310小間(昨年実施したオンライン展には178社が出展。今年はリアルのみ)、来場者数は、昨年より1万2548人増の5万8872人だった。

 今年は各社のブースの他に、独自の提案コーナーとして、今後ドラッグストアにおける重要性がますます高まりそうな二つの大きな企画を用意した。
 一つ目は、女性特有のライフケアに関する商品やサービス、システムを一堂に集めた初展開の「フェムケアゾーン」。あらたや大木、小林製薬、花王、ユニ・チャームなど約30社が出展及び協力。ヘルスケアやビューティケアゾーンなど自社本来のブースとは別に、この新設ゾーンで医薬品や生理用品といった商材を紹介した。また、売り場提案や各社による体験コーナープログラムを用意し、イベントステージでは、あらたと花王が関連イベントを行った。

 来年は8月30日~9月1日、東京ビッグサイトで行う予定

 二つ目は「食と健康ゾーン」。近年、ドラッグストア業界の売り上げをリードする食品に着目し2019年から展開しているもので、健康・栄養機能食品、機能性表示食品などの展示や試食・試飲コーナーの他、管理栄養士による栄養相談、糖化度測定といった自分自身の健康状態が分かるセルフチェックコーナーを設置した。また、昨年に引き続き「食と健康アワード2023」を開催。大賞はキリンホールディングスの「プラズマ乳酸菌」ブランド各種が受賞した。
 その他、新たな企画となる韓国化粧品協会協力による「韓国コスメゾーン」も、業界関係者、一般来場者から熱い視線を集めた。なお、海外からは、昨年より41社多い50社が出展した(韓国42、中国6、台湾1、フランス1社)。
 また、家族連れには、年々参加者が増え、今年は600人が参加した「こどもやくざいし体験」コーナーや射的、かき氷などの屋台をそろえたお祭り広場の設置など、夏休みの子供にも受け入れやすいようなドラッグストアの魅力発信に努めた。来年は8月30日~9月1日、東京ビッグサイトで行う予定。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月28日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

各種お申し込み・お問い合わせ

CONTACT