ライオンがハブラシリサイクルで東京都板橋区と約2万本回収

板橋とは東京都墨田区に続き2例目
ライオンは、東京都板橋区、タカプラリサイクルと協定を結びプラスチックの資源循環を目的に実施しているハブラシリサイクルで、回収を開始した昨年8月からの約1年間で228・2㎏(約2万本相当)のハブラシを回収した。
ライオンのハブラシリサイクル活動は、その一部を行政の資源回収事業として行っており、板橋区との取り組みは、東京都墨田区に続き2例目となる。板橋区の図書館や児童館など計44カ所に回収ボックスを設置し、使用済みハブラシを回収。より多くの人に参加してもらうと共に、リサイクル行動を習慣化してもらうように、生活と密着した地元商店街の店舗にも回収の協力を仰いだ。
ハブラシのみの回収を呼び掛け異物はほぼゼロ近くに
集まったハブラシは、板橋区の資源回収業者などが定期的に回収している。開始当初はハブラシ以外の異物が多く混入していたが、回覧版や地域のイベントなどでハブラシのみの回収を呼び掛けたところ、異物はほぼゼロ近くにまで改善したという。
回収したハブラシは今後、タカプラリサイクルでリサイクル・ペレット化し、板橋区の生活者に役立つ製品などに再生し還元していく。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月2日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)