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日本石鹸洗剤工業組合が研修会を実施、自社ブランド育成強化へ

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日本石鹸洗剤工業組合が研修会を実施、自社ブランド育成強化へ

 オンライン含め組合員10社27人が参加


 日本石鹸洗剤工業組合は10月12日、東京都中央区の東京証券会館で2023年度第1回研修会「第10期自社ブランド育成研修」の1日目を開催した(2日目は10月26日に開催)。オンラインを含め組合員10社27人が参加した。
 冒頭、稲岡幸久東日本支部理事長(ミマスクリーンケア)があいさつに立ち「利益の低い商品にコストをかけても儲からない。原材料も日に日に高くなる一方で、全ての参加者が『もっと付加価値の高い商品を生み出したい』と常日頃考えていると思う。製造業は、自社の工場と自由に企画・販売できる環境がそろっていて夢やロマンがある。難題だが、素晴らしい自社ブランドを生み出せば、いずれ会社を救う救世主になるかもしれない。今回の研修会で学んだことをぜひビジネスでのヒントに役立ててほしい」と述べた。

 商品価値を消費者にどう伝えるかをグループごとに論議

 研修会は、元花王の研究・商品開発者で「アタック」「ソフィーナ・ファインフィット」など数々の商品を世に生み出し、現在は商品開発&新規事業コンサルタントとして活躍する美崎栄一郎氏を講師に招き「開発した商品の広報&マーケティング戦略」をテーマに実施。第1部のテーマ「商品の特徴を分解して、新たな魅力ある特徴を見出す」では、自社商品の魅力を再考させる目的として、参加者それぞれが自社商品の長所や魅力をプレゼンし、聴衆側と意見交換を行うといったグループディスカッションを実践した。第2部のテーマ「継続的に伝える」では、年間を通して自社商品をどう消費者に伝えるかを視点に置いたワークショップを実施。どのように自社商品の魅力を対外的に訴求していくかイメージの醸成を図った。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」10月23日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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