【大木ヘルスケアHD】カテゴリー提案商談会

大木ヘルスケアホールディングスは2月6、7日、東京都大田区の東京流通センターで「春夏用カテゴリー提案商談会」を行った。
同社の展示会は、新たなカテゴリーの創造や潜在需要の顕在化を追求し、メーカーごとのブースという位置付けではなく、カテゴリー単位、店頭単位での提案を強める構成としており、来場した小売業関係者には、担当者が時間を掛けてじっくり理解を促すという商談スタイルを取り入れている。
ゾーンは大きく「医薬品」「快適生活」「コンタクト&補聴器」「園芸/ペット」「健康食品」「コスメ&バラエティー」、更に「フェムケア」を設置、それぞれが各小売業に合った売り方、品ぞろえを訴求した。
全体の提案コーナーは、69コーナーと年々拡大している(同社との共同提案出展メーカーは79社、商品協力メーカーは233社)。成長著しい「コスメ&バラエティー」では、ミドルエイジ男性の美容意識の需要開拓や最新韓国コスメによるトレンド演出などを提案。「医薬品」はインバウンド復調に対応した「新神薬」や前回の提案で好評を博したという「推し活×医薬品」を、「快適生活」ではドラッグストアで手軽に介護予防を図る「ドラ・トレ」を、「コンタクト&補聴器」ではドラッグストアで展開するサンプルのお試しレンズ展開への理解を促進。更に「園芸/ペット」は動物用医薬品の隠れ需要開拓を、「健康食品」は野菜価格の高騰を背景とした青汁の売り上げ増を、「フェムケア」はオリジナルキャラクターの「ミグちゃん」を使って生理などの「はじめて世代」に向けた知識の提供を提案した。(詳細は「日用品化粧品新聞」2月12日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)