【JACDS 第5回通常総会実施】マツキヨココカラ・塚本氏が新会長就任
組織変更では「ガバメントリレーションズ」など新設日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は6月12日、東京都千代田区のホテルニューオータニで第5回通常総会を行った。
今年度は、改選期に当たり、塚本厚志理事(マツキヨココカラ&カンパニー)が新会長に、池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)が名誉会長に就任することを始め、理事30人のうち、10人が退任、10人が就任した。
総会後、特別記者会見を行い、あいさつに立った塚本新会長は「当協会が発足した25年前、業界の売上高は2兆6000億円程度だったが、現在では10兆円の売り上げ規模に届くまでの成長を果たすことができた。これもひとえに、歴代の会長や理事が業界を盛り立て、生活者から多大な支持を得てきた功績によるもの。今後も、業界の発展を目指すべく、協会一丸となり全ての会員企業、賛助会員が各々で企業理念を果たせる環境づくりに努めていく」と意気込みを示し「高齢化社会の加速化や、医薬品販売制度を始めとする様々な社会問題に対しても、我々は生活者の声をしっかりと汲み、国や行政に代弁していく。行政だけでなく関連団体との連携を果たし、これまで以上に生活者にとって有益なセルフメディケーション、セルフケアの推進を果たす」と述べた。
組織の変更では、事業目的の達成に向け、政府や行政との関係を通じてロビー活動を行う「ガバメントリレーションズ」を新設。なお、新任の理事10人は次の通り。
▽浦上卓也(ゴダイ)、櫻井寛(丸大サクラヰ薬局)、杉浦伸哉(スギホールディングス)、富山浩樹(サツドラホールディングス)、長基健人(コメヤ薬局)、橋浦希一(ハシドラッグ)、秦雅秀(紅屋商事)、水田怜(新生堂薬局)、皆川友範(アカカベ)、米城耕太郎(ヨネキ十字堂)
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月17日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)