【大木ヘルスケアHD】秋冬提案商談会に約2400人来場
「提案軸」浸透、取引先の幅拡大大木ヘルスケアホールディングスは6月18、19日、東京都大田区の東京流通センターで秋冬用カテゴリー提案商談会を行った。メーカーの単独ブースを中心とした提案ではなく、まだ無い市場や価値をつくり出すための売り場を提案する会として、業界内での存在感を強めており、来場者の業態の幅も年々拡大。ドラッグストアを中心に、調剤薬局、GMS、スーパー、ホームセンター、EC、海外、他多数の関係者約2400人が足を運んだ。
提案のカテゴリーは、これまで同様「快適生活」「園芸/ペット」「医薬品」「健康食品」「コンタクト&補聴器」「コスメ&バラエティー」、また、昨年の秋冬提案商談会から取り入れた「フェムケア」の7種。全70提案を、80社の共同提案、267社の商品協力のもと展開した。
注目度の高い「フェムケア」では、昨年4月にフェムケアの情報発信や啓発を目的に立ち上げた子会社のLAUGH BASEの取り組みが着実に進んでいることもあり、より具体的な内容で紹介。「生理用品売場をアップデート!」と題したコーナーでは、フェムケア売り場が広がりつつあるものの、商品の特長や使用することでの効果を伝えられていない点を課題とし「生理痛×ナプキン、×膣トレ」「生理のにおい×月経カップ、×ジェルスプレー」など使い方をレクチャーする売り場づくりを提案した。
「快適生活」では「高付加価値オーラルヘルスシリーズ」と銘打ち、付加価値型のハブラシ、ハミガキを大きく紹介。特に、自社ブランド「オレンジケア」で展開する、筆のように柔らかく歯茎に優しい歯科医推奨の「モフらし」が、累計販売数100万本を突破するなど、高い評価を受けていることをアピールした。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月24日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)