【ユニ・チャーム、王子ネピア連携】使用済み紙パンツ資源循環を推進
RPF用いてトイレットロール生産王子ネピアは10月1日、「ネピア ネピネピトイレットロール2倍巻 12ロールRefF(リーフ)シングル/ダブル」を九州エリアで発売した。ユニ・チャームの水平リサイクルプロジェクトRefFに参画し、これまでリサイクル消費されていなかった固形燃料(RPF)を活用する。使用済み紙パンツから再生した固形燃料で発電した電力を利用してトイレットロールの生産を行い、パッケージにRefFマークを表記して販売する。
使用済み紙パンツの排出量(子供用・大人用)は、2015年の 208万トンから30年には245万トンまで増加する見込みで、一般廃棄物全体の約7%に達すると推計されている。
20年には環境省が「使用済紙おむつの再生量等に関するガイドライン」を策定。現在廃棄される使用済み紙パンツの多くが市区町村等の廃棄物処理施設で焼却されているが、30年までに使用済み紙おむつの再生利用に取り組む自治体の数を現在の約3倍の100市区町村に増やすという目標を発表している。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月7日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)