【エステー】スズキと共同で消臭芳香剤開発
エステーは自動車メーカーのスズキと共同で、乗り物酔いなど車での移動に不快を感じる人に向け快適な車内空間をサポートする消臭芳香剤「Ａｉｒ Ｆｏｒｅｓｔ ＹＯＷＡＮ（エアフォレスト ヨワン）車用エアケアキューブ」を共同開発し、来春までにスズキの販売店と公式ＥＣサイトで販売を開始する。これに伴い両社は10月11日、東京都新宿区のエステー本社で発表会を開き、新たなコラボレーション事業の概要を説明した。
開発のきっかけとなったのは、スズキが乗り物酔いに悩むユーザー約100人を対象に実施したインタビューから、酔いやすい人のうち64％が車内のにおいが原因と認識しているとの結果からだという。発表会に出席したスズキの瀬尾洋幸コーポレートベンチャリング事業担当は「乗り物酔いに困っている人にとって、においは不快感を与える原因の一つ。当社にも消臭技術はあるものの、更に快適性まで追求するとなると、自社だけでは解決できないと判断した。エステーさんに相談したのが始まり」と振り返った。
（詳細は「日用品化粧品新聞」10月21日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
