【ライオン2024年12期決算】4期ぶり増収増益に
ライオンの2024年12月期決算は、成長が続く海外事業、主力のオーラルケア事業がけん引し、売上高4129億4300万円で前年同期比2・5%増、営業利益283億8700万円で38・4%増となり、自身4期ぶりの増収増益を果たした。合わせて、2027年を最終年度とする新中期経営計画「VISION2030 2nd STAGE」を発表。これらに伴い2月13日にオンラインで、また14日、東京都中央区の鉄鋼会館で、竹森征之社長ら幹部が業績の概要と今後の方針などを説明した。
業績について竹森社長は、収益構造改革の推進が奏功して年初に公表した利益目標も達成したと述べた。売上高では、一般用消費財でブランド譲渡の影響もあって減収となったが、タイ、中国など海外主要国で売り上げを伸ばし、連結全体で増収を果たした。売上増と収益構造改革の効果で事業利益は大きく伸び、合わせてブランド譲渡や資産売却も実施し、営業利益、当期利益も大幅な増益となった。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月24日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)