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【ジャペル】2025年ペット総合展示会に約180社出展

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【ジャペル】2025年ペット総合展示会に約180社出展
”満足度高める売り場”を提案

 ジャペルは3月18、19日、東京ビッグサイトで「2025ペット総合展示会」を実施した。前回までのさいたまスーパーアリーナから会場を移し、独自の提案コーナーに加え、メーカーや関連業者を含む約180社がそれぞれのブースで新商品や注力アイテムなどを披露。多くの業界関係者が関心を寄せた。
 今年のテーマは「ココロとカラダの健康は、ペットとの幸せな暮らしから。」。またサブテーマに「笑顔×成長」を掲げ、大きな変化の中にある、ペットと人との暮らしがこれまで以上に笑顔のあふれる良いものに成長できるように、と様々な企画を用意した。
 ジャペル独自のコーナーでは、犬用おやつの売り上げが市場全体で伸長傾向にあることや「自分たちと同じような食事を与えたい」という意識を持つ飼育者が一定数いることを踏まえ、犬だけでなく飼育者の満足度を高める売り場づくりで更なる利益の拡大につなげていくことを提唱。その上で、食塩と添加物の使用を抑え、一口サイズに焼き上げたペティオの「コックパンミルク味90g」や、100%国産の良質な鶏肉を調理したユニ・チャームペットが展開する「グラン・デリパウチ」シリーズなどを紹介した。
 また、四つの体験ブースを設置。犬種の鼻口部の長さに合わせて適切な食器の深さが異なることや、愛犬の体高から10㎝ほど低い高さで食器台を正しく調整することなどを喚起する「食の体験」や、滑りやすい床は犬の関節や腰への負担が増えることや、犬がソファから飛び降りるのは人間がバスケットゴールから飛び降りる衝撃に匹敵するなどの具体例を記したパネルを交えて、フロアマットやスロープを設置することの重要性を説いた「床の体験」、気温が30℃を超える日のアスファルトの温度は60℃以上に達し、犬は人間以上に暑さを感じていることや、夏場の散歩では芝生や土の上を歩かせるなどの必要性を伝える「感じ方体験」、犬の動体視力は人の約4倍であることや、色彩では青と黄色、更にそれらの中間色でしか識別できないなどを明らかにすると共に、それぞれの使用シーンに合わせた玩具やフードを購入する利点を解説した「視え方体験」を通して来場者に独自の視点による価値を訴求した。
 猫にまつわる企画では、ストレスフリーな部屋づくりのポイントとして、静かで薄暗い場所にハウスを設置すること、上下運動ができる遊具を使って狩猟本能を引き出し運動不足とストレスを解消することに加え、ブラッシングや保湿、腸内環境などのアウターケアとインナーケアを行い皮膚トラブルを防ぐことの大切さなどを強調。悩み別に合わせて選べる至極のアイテムも展示した。
 企画担当者は「日々、成長を遂げているペット市場の最先端をアピールするのはもちろん、年齢を重ねるごとに変化する犬や猫の問題に即した商品を来場者に提案するべく企画を実施した。飼育者目線で新たな気付きを与えるきっかけづくりを促進していく」と意気込みを示している。

(詳細は「日用品化粧品新聞」3月24日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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