【東邦・フェニックス】2社がコラボし「五感で楽しむ石けん展」開催
東邦とフェニックスは3月29、30日、大阪府枚方市の枚方Ｔ―ＳＩＴＥで体験型イベント「五感で楽しむ石けん展―僕たちはどう石けんを使うか―」を開催した。中堅石鹸メーカーの2社がコラボしたイベントは珍しく、また、蔦屋書店を始め、レストランやアパレル、コスメなどトレンド発信の場でもあるＴ―ＳＩＴＥを会場に、古き良き石鹸の魅力を訴求したことで、業界内外への新たな価値創出に向けた一歩を刻んだ。
会場内は、洗濯石鹸のベストセラー、東邦の「ウタマロ」と、日本初の箱入り化粧石鹸として誕生したフェニックスの「皆様石鹸」の魅力を、六つのコーナーを通して紹介。両ブランドの歴史を振り返る「見る」、“お風呂で石鹸を泡立て洗い流す”“洗濯石鹸で衣類の汚れを落としてすすぐ”といった音をそれぞれヘッドホンで聴けるようにした「聴く」、それぞれの素地・香料・製品の香りを直接嗅げるようにした「嗅ぐ」、もこもこ泡を泡立てる及び布についた汚れを落とす体験の場などを提供した「触る」、実際に口には入れないものの“ちなみに石けんは弱アルカリ性なのでちょっぴり苦～い味がします”といった文章や、誤って食べてしまった時の対処法などを説明した「味わう」、来場者が石鹸の手触りや香りで感じたことを付箋に書いてボードに貼る「楽しむ」をそろえ、小さな子供から大人まで幅広い層が石鹸の魅力やブランドの世界観に没入できるようにした。なお、先着100人に両ブランドの商品や冊子が入ったセットをプレゼントした。
（詳細は「日用品化粧品新聞」4月7日号／または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
