【ロフト「Kコスメフェスティバル2025SS」開催】129ブランド、592種類展開

ロフトは今年で12年目、29回目を迎えるコスメフェスティバルを「ロフト Kコスメフェスティバル2025SS」と題し、4月19日から5月30日まで、全国のロフト及びロフトネットストアで開催している。韓国コスメだけをクローズアップしたもので、今回で3回目の実施。話題のキーチャーム付きコスメの新作や、豊富な色展開で単色を重ねてカスタマイズできるアイテムなどが多数登場しており、ロフト先行品を含め129ブランド全592種類が店頭をにぎわせている。4月19日には、東京都渋谷区のベルサール渋谷ファーストでインフルエンサーやアプリユーザーなどを招いて展示会を開催。約1200人が訪れた。
韓国コスメの日本での市場規模は右肩上がりで推移しており2023年には前年比約40 %増の約320億円に達している(当社推計)。化粧品輸入国別に見ても、22年にフランスを抜いて韓国が1位になるなど、業界の縮図に変動が見られている。
そういった背景がある中、開催した「ロフト Kコスメフェスティバル2025SS」。今回は、コスメだけでなく、雑貨や文化なども日本国内で人気を集めていることから、開催期間中、渋谷や銀座などの大型店80店舗で「LOFT FUN!FUN!SEOUL」を実施。韓国の人気雑貨や最新カルチャー、トレンドなどを紹介したイベントで、韓国系アメリカ人クリエイターが手掛けた、日本でも若年層を中心に人気を集めるキャラクター「エスターバニー」のポップアップショップを展開するなど、取り扱いへの熱量を高めている。
「着けて持ち歩ける」「話題の成分」「新たな美容習慣」が話題に
今回の企画では、着けて持ち歩くキーチャームリップ、春夏らしさを演出する輝きやそろえたくなるようなカラー展開、注目の成分を手軽に試せるキット、楽しみながら取り入れる美容の新習慣などに関するアイテムを多数ラインアップ。
ロフト1社の先行販売品では、アクセサリー感覚で持ち運べるチャーム型リップティント「ENTROPY チャームティント」(インターナショナルコスメティックス)、大粒のラメなどが入った9色アイカラーパレットの「3CE マルチアイカラーパレットMノッテッドピンク」(日本ロレアル)などが注目の的。
また、バリアハイドロセラミドが肌のうるおいをケアする「AESTURA ダーマUV365リリーフピンクトーンアップサンスクリーン」(アモーレパシフィックジャパン)、ゆらぎ肌にアプローチするCICA成分配合のクレンジングクリーム「トリデン バランスフルクレンジングフォーム」(マルマンH&B)、またロフトとメーカーECの限定では、伸びの良いテクスチャーが特徴的な美容液とシートマスクのセット「ナンバーズイン9番NMNバイオリフト濃縮美容液+9番シートマスク」(BENOW JAPAN)などを展開する。
新規ブランドへの反応も良好
ロフトでは「ロフト Kコスメフェスティバ2025SS」について次のように状況を分析している。
「キーチャーム付きのリップやチークといったコスメや、持ち歩きのできるサイズ感のフレグランスなど、日によって気分によって変えられたり、付け替えたりすることのできるアイテムが増えている。また、組み合わせることで自分なりにカスタマイズができる豊富なカラーバリエーションのコスメも多数登場している。他にも、PDRNなど話題の成分を配合したスキンケアアイテムや、気になる箇所にアプローチができるパーツごとのボディケアアイテムがトレンドとして見られている。メイクアップアイテムもスキンケアアイテムも、使い心地や仕上がりだけでなく、外形やテクスチャーも面白いアイテムが増えている傾向にある」。
また、4月19日に実施した展示会について「アプリユーザーやインフルエンサーの方々の来場数を見ても、韓国コスメの高い人気が引き続きうかがえる。また、ブランド数も増えている中、既に人気のブランドはもちろん、前年から取り扱いを始めた『fwee』などのブランドや、今回初上陸の『ENTROPY』など、比較的新規のブランドへのお客様の反応が高く、韓国コスメへの注目度が増していることを感じた」と新たな価値、ニーズが生まれていることを実感している様子をうかがわせた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月28日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)