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【サラヤ】「夜間熱中症プレスセミナー」実施

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【サラヤ】「夜間熱中症プレスセミナー」実施
DM三井グループ研究所と”熱帯夜サポート”ドリンク共同開発

 サラヤとDM三井製糖は4月21日、東京都新宿区のDM三井グループ研究所で夜間熱中症プレスセミナーを行った。熱帯夜の日数が増える中、特に高齢者の就寝時における夜間熱中症のリスクと対策に焦点を絞り、就寝前の水分補給を啓発。経口補水液、スポーツドリンクに続く予防飲料として、2社が共同開発し、4月1日にサラヤから発売したパラチノース含有の“熱帯夜サポート”ドリンク「ノマナイトウォーター」を紹介した。 
 冒頭、2社が活動に賛同し、共に啓発に取り組む「熱中症予防声かけプロジェクト」の山下太郎事務局長が、2011年から官民一体で活動し、これまでの14年間で全国1685の自治体、3284の企業や民間団体、5321の小学校、522の消防機関と連携して活動を行ってきたことなどプロジェクトの実績を紹介した。
 続いて、プロジェクトの実行委員長で日本救急医学会評議員、熱中症及び低体温症に関する委員会メンバーの三宅康史氏が登壇。作成した熱中症ガイドラインでは、症状ごとに4段階に分けることで、熱中症患者の状態レベルを判断しやすくしたことなどを説明した。「特に高齢者は、暑さを感じにくい、体内の水分量が減っている、のどが渇いているのが分かりにくい、といった特徴がある。経口補水液は、ナトリウムが多く糖が少なめで熱中症にかかった人が飲むもの。スポーツドリンクは、今現在スポーツや肉体労働で汗をかいている人に向けたもの。もう一つ、熱中症を予防する飲料があれば」と述べた。

(詳細は「日用品化粧品新聞」4月28日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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