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【サーモス】2025年秋冬新商品発表会

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【サーモス】2025年秋冬新商品発表会
撥水性高めた魔法瓶を追加、アパレル小物も追加

 サーモスは8月21日、2025年秋冬の新商品として35シリーズ175アイテムを発売する。これに先立ち8月5日、東京都港区のAP浜松町でプレス向け発表会を行った。発表会では、マーケティング部商品戦略室企画1課企画第1グループの近聖子氏とマーケティング部商品戦略室の樋田望室長が新商品の概要について説明した。
 「真空断熱ケータイマグ」(JPB―350=実容量0・35ℓ、500=同0・5ℓ、650=同0・65ℓ3色)はシリーズとして初めて、水筒の内側に撥水性のある「セラクリーンコート」を採用。汚れが落ちやすく乾きやすいため、日常の手入れがより一層簡単にできる。設計面においても内側の底の丸みを大きく、飲み口部分を広口形状としたことにより、スポンジを内側に入れやすく、底部まで当たりやすい構造を実現。また、フタにおいても結露が垂れにくいパッキン形状に設計したなど、工夫を凝らしている。全パーツ食洗機対応であり、普段使う食器類と一緒に洗いやすいのもポイント。「水筒に関する不満点について調査したところ『水筒を洗うのが面倒』と不満を持つ人が4割近くに上ることが分かった。具体的に『水筒用のブラシを使わないと洗いにくい』や『水筒の中の汚れが落ちにくく、洗った後も乾きにくい』などの悩みに着目し、これらを解決するべく開発した」(近氏)。
 セラミックコーティングを取り入れたフライパンやアパレル小物の新作など投入
 「セラプロテクトシリーズ フライパン KFO」(KFO―020=内径約20㎝、024=同24㎝、026=同26㎝、028=同28㎝1色)、「セラプロテクトシリーズ マルチパン KFO」(KFO―026W=内径約26㎝満水容量3・6ℓ、028W=同28㎝同4・3ℓ1色)、「セラプロテクトシリーズ 玉子焼きフライパン KFO」(KFO―013E=内寸約13・0×18・5㎝1色)は、各品共通の仕様として、高い硬度と傷つきにくさが魅力のセラミックコーティング「セラプロテクトコート」を採用。更に、本体内部にハンドルを取りつける留め具がないリベットレス仕様とし、汚れが溜まらず洗いやすさを追求している。成型方法では、場所ごとでの板厚調整や薄型設計のできる「ダイキャスト製法」を取り入れ、軽量化を図った。
 この他、刃の先端が浮き調理台が汚れにくく衛生的に使えるストレート、カーブ刃の2種を取りそろえた自社初の「キッチンバサミ」(KK―HS001=本体寸法約幅8・0㎝×奥行1・5㎝×高さ21・0㎝、HC001=同約幅8・0㎝×奥行1・5㎝×高さ20・5㎝1色)や、粗さの異なる三つの砥石で包丁の切れ味を復活させる折りたたみ収納を可能とした「コンパクトシャープナー」(KK―AA001=本体寸法約幅13・0㎝×奥行4・5㎝×高さ4・0㎝1色)以外にも、アパレル小物を展開するサブブランド「&ONDO(アンドオンド)」からは、「手首あったかビーズウォーマー」の愛用者からの要望を受け開発した、ビーズにチタンコーティングを施し体温を素早くキャッチする「足首あったかビーズウォーマー」(AN―C501F=サイズ約幅12・5㎝×足首周り約18・0~25・0㎝2色)、高さのあるパイル面に毛足の長い起毛をつくり、魔法瓶のような保温効果をもたらす極起毛で足元のみに温かさをプラスする「起毛であったかルームソックス ショート丈」(AL―C502G=サイズ22~25㎝5色、C502B=同25~27㎝2色)などを発売。

詳細は「日用品化粧品新聞」9月1日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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