【サラヤ】「26年方針説明会/新商品発表会」実施

サラヤは11月13日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで「2026年方針説明会/新製品発表会」を行った。
第1部の冒頭、あいさつに立った更家悠介社長は、自社が取り組んでいる事業の現状を紹介しつつ、先に閉幕した大阪・関西万博を通じて発信してきた社会課題の解決に向けた取り組みを改めて説明すると共に、同社のルーツでもある三重・熊野の風土と精神性、ビジネスの関わりなど様々な事例を挙げながら「(かつての経済学者である)シュンペーター氏は、新たな価値を創造していこうとした時、すなわちイノベーションは新結合から生まれると説いている。様々なものを生かしながら、ビジネスの上でも創造的破壊と新価値創造を繰り返しながら発展していくイメージをもって進めていくことが重要」と述べ「サラヤも様々なことを行っており、皆様と共にイノベーションを起こし、新しい価値が生まれるような仕事をしていきたい」として、今後のパートナーシップの強化を呼び掛けた。あいさつの中盤では、代島裕世コミュニケーション本部本部長が登壇、万博でドームを出展してアピールした「ブルーオーシャンプロジェクト」の今後の活動について説明した。
続いて、コンシューマー事業本部方針を山田哲本部長が「社会課題の解決に向けて、新製品の投入を進めている。オーラルケア分野では、ウコンエキスが歯周病の原因菌にのみ作用し、他の良性菌には作用せず、口内の菌のバランスを保ったままのオーラルケアが可能という特長を持つ『クルクミン』の他、スキンケア、フレイル予防の観点から、健康寿命の延伸を目指していく」と説明した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」11月24日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)



