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【ツルハHD・2026年2月期決算】ウエルシアHDと統合後初、次期2兆5550億円企業に

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【ツルハHD・2026年2月期決算】ウエルシアHDと統合後初、次期2兆5550億円企業に

3カ年で400億円のシナジー見込む

 ウエルシアホールディングスとの経営統合後初となったツルハホールディングスの2026年2月期決算は、売上高、営業・経常利益がほぼ計画通りに着地、純利益は減損損失が想定より低かったことで計画を上回った。発表に伴い4月9日、東京都中央区のTODA HALL&CONFERENCE TOKYOで鶴羽順社長、桐澤英明執行役員らが概要や今後の方向性を説明した。

 決算は、昨年12月に経営統合したウエルシアグループの2025年12月~26年2月の3カ月分が加わった実績。売上高は1兆4505億8500万円。計画を0・2%下回った。計画比で、営業利益は0・4%、経常利益は0・8%の未達。純利益は8・0%上回った。
 売上高は、ツルハグループは1兆1071億円、ウエルシアグループ(25年12月~26年2月)は3434億8400万円。なお、ツルハグループの24年2月16日~25年2月28日(以下、参考期間)の売上高は1兆989億5200万円、ウエルシアグループの25年3月~26年2月の売上高は前期比5・3%増の1兆3533億1000万円。25年2月期から、決算期を従来の5月15日から2月末日に変更したツルハグループは、前期の対象が異なるものの、共に成長傾向で推移した。
 商品売り上げ構成比は、ツルハグループは、最も多い食品が参考期間比0・7%増の26・6%に上昇。ウエルシアグループも、最も多い食品が0・3%増の23・6%となった。調剤に関してはどちらも上昇。ツルハグループは14・1%、ウエルシアグループは23・0%。なお全体での調剤取扱店舗の割合は58・5%。PBもどちらも伸び、売り上げ構成比は、ツルハグループ12・0%、ウエルシアグループ11・0%。特にウエルシアグループは1・6%増と伸び率が高かった。店舗数については、ツルハグループが国内2702、海外24、ウエルシアグループが国内2974、海外11店舗。新規出店数は、ツルハグループが国内107、海外3、ウエルシアグループが国内56店舗。
 なお、27年2月期連結の売上高については、2兆5550億円を見込む。
27年2月から3カ年の中期経営計画の詳細も説明した。同3カ年をフェーズ1と位置付け、最終年には売上高2兆7000億円を見込む。なお、フェーズ2と位置付ける32年までの3カ年の最終年には3兆円を目指す。
 また、シナジーについては、27年2月期に両社の機能重複の解消・整理で150億円、28年2月期に商品や調剤など強みの補完で150億円、29年2月期にインフラを含む真の統合で100億円の計400億円の創出を見込む。
 重点戦略としては「店舗」「調剤」「PB」「DX」「海外」の5点を掲げる。
 店舗戦略では「数」から「質」への転換を図る。改装に重きを置き、地域に合わせたフォーマットの開発を推進。3年間で1500店舗以上の改装を予定する。また、出店に関しては、関東圏、近畿をメインに実施。更に「ドラッグ&フード型」店舗への転換を、3年間で400店舗予定。食品の売り上げを25%、客数を10%拡大させる。調剤戦略は、併設率を現在の58%から62%にし、売上高6000億円を目指す。
 PB戦略は、化粧品を中心とした既存の主要ブランドを「からだとくらしに、+1」に集約させる。現在のツルハ12%、ウエルシア11%という売り上げ構成比を15%にし、利益の最大化を図る。DX戦略は、新たな統合ヘルスケアデータベースを活用したアプリやECサイトを開設する他、店舗運営の効率化により1年間で1000万時間の削減につなげ、リソースを対人業務に集中させる。海外戦略は、3年間で300億円を投資予定。

(詳細は「日用品化粧品新聞」4月20日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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