【ライオン】歯並びと習慣の関連性確認

弘前大学・黒石市と共同研究
ライオンは、弘前大学と青森県黒石市と共同で、黒石市内の全小学校を対象に、子供の歯並びと生活習慣の関連性を調査した。その結果を7月21日、東京都台東区の蔵前本社で発表。ライオン研究技術センター本部長兼生産技術センター担当の内藤厚志執行役員、ライフサイエンス研究所の佐藤啓志氏、弘前大学Well―being社会実装本部の田中吏助教、黒石市教育委員会の小山内徹指導課長が概況を説明した。
三者はこれまで小学5、6年生を対象とした調査を行い、口呼吸と歯並び悪化に関連がある可能性を明らかにしてきた。今回、新たに小学3、4年生から同じ児童を2年間追跡し、小学5、6年生時点の歯並びの変化を確認した結果「睡眠時の口呼吸」と「食事の際にあまり噛まない習慣」が歯並び悪化に関与している可能性が認められた。一つの自治体内の全小学校を対象に、同一児童を経年的に追跡した疫学研究は、全国でもまれな取り組み。
調査の結果は、小学校3、4年生時点で、保護者が「睡眠時に口がよく開いている」または「時々開いている」と回答した児童では、2年後に歯並びが悪化した割合が、そうでない児童に比べて3倍になることが分かった。また、食事の際の「噛む回数」と歯並びの悪化との関連性についても解析した結果、小学3、4年生時点で保護者が「食事の際に、あまり噛んでいない」と回答した児童では、2年後に歯並びが悪化した割合が、そうでない児童に比べて2・1倍になることが明らかになった。




