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エビスが記者懇談会を実施

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エビスが記者懇談会を実施

 高付加価値商品の開発、販売により活性化を目指す

 エビスは1月24日、奈良県大和郡山市の本社並びに東京都新宿区の東京オフィスで記者懇談会を開き、直近の業績や今後の見通し、今春に発売する新製品など各施策を発表した。乾正孝社長、鈴木浩二営業本部長、荒川将之営業統括部長、マーケティング課の丹下英司シニアマネージャーが出席し、コロナ禍で主力のハブラシ市場が以前と異なる環境にある中、引き続き高付加価値商品の開発、販売により活性化を目指していくことを示唆した。

 下期の重点施策に「高付加価値商品の投入」「販売促進策の強化」

 冒頭、乾社長が2021年6〜11月期の業績について説明した。これによると、売上高は前年同期比0・3%減で、このうちオーラルケア関連は1・3%増、ハウスウェア関連18・9%減となった。ハウスウェアは前年同期の巣ごもり需要による大幅増の反動だという。営業利益、経常利益、当期純利益は2割前後の減少となったが、第2工場の増床、新システム導入など減価償却費が影響した形。「20年はコロナ禍で買い物回数や時間の減少、先行き不安感からの節約志向が広がり、低価格帯のハブラシが伸び、取り換えサイクルも延伸した。これが21年には、歯科検診の受診が減少して、また、口腔衛生意識の向上などから高価格帯のハブラシが伸長し、合わせて歯間フロスなどプラスワン商品も伸びを見せた。当社では、女優の黒谷友香さんを起用した地上波でのテレビCMを放映し需要喚起に努めた。また第2工場棟の新システムが稼働し、完成した製品の自動搬送・出荷、材料投入システムの運用を開始するなど、積極的な展開を進めている」と説明した乾社長は更に下期の重点施策として「高付加価値商品の投入」「販売促進策の強化」を挙げた。(詳細は「日用品化粧品新聞」1月31日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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