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プラネット、GS1 JAPAN、JIIが共同で業界横断的な商品情報レジストリーの構築図る

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プラネット、GS1 JAPAN、JIIが共同で業界横断的な商品情報レジストリーの構築図る

 国内最大の商品情報レジストリーを運用

プラネットはGS1 Japan(流通システム開発センター)、ジャパン・インフォレックス(以下、JII)と共同で、業界横断的な商品情報レジストリーの構築を図ると発表した。3年後をめどに、サービス提供の開始を目指す。これに伴い4月27日、東京都港区のGS1 Japanで、3者の代表らが出席して説明会を実施した。
 国際的な流通システム標準化機関「GS1」に加盟し、商品や企業を識別するコードやルールの標準化、データベースサービスを推進するGS1 Japanと、食品業界の商品情報を一元管理するJII、日用品・化粧品やペット用品などのEDIサービス商品情報データベースを提供するプラネットが連携、国内最大の商品情報レジストリー「GS1 Japan産業横断レジストリー」を運用する。GS1 Japanのデータバンク内にレジストリーを構築し、サプライチェーン全体の商品情報授受の効率化を目指す取り組みを推進。更に今後は、他業界との取り組みも視野に入れる。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」5月16日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

 各社の品ぞろえする商品のカバー率が向上

 背景には、商品取引のネット化の拡大、正確な商品情報の重要性が求められ、商品を国際的かつ重複なく識別・管理できるコード「GTIN」の重要性が高まっていることがある。今年2月には、ブランドのオーナーがJIIに登録したGTINの商品基本情報をデータベースに連携しており、また6月にはプラネットが商品情報の連携を開始する。これらの情報は、卸売業や小売業が新たに商品を扱う際に大多数が確認しているもので、いわば、主要なブランドオーナーが発信する食品や日用品の必要最低限の基本情報が商品情報レジストリーで確認できるようになることから、各社の品ぞろえする商品のカバー率が上がり、実用性も高まる。

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