資生堂が慶応義塾大学先端生命科学研究所と連携協定締結、美の革新創出へ

未来型イノベーションをリードする中長期的な人財育成目指す
資生堂と慶応義塾大学先端生命科学研究所(以下、慶大先端生命研)は「ビューティーイノベーションの創出および人財育成に関する包括連携協定」を締結、これに伴い6月21日、山形県鶴岡市の鶴岡市先端研究産業支援センターで調印式を実施した。
協定に基づき、資生堂の研究員を慶大先端生命研に長期派遣するなど未来型イノベーションをリードする中長期的な人財育成を目指す他、先端技術を活用した研究活動、社会実装の推進を図る。その他、地域社会の活性化などを目的とする共同取り組みも視野に入れる。
共同研究の推移や成果に期待
調印式に出席した資生堂の魚谷雅彦社長CEOは「様々な研究テーマに取り組み、将来的なイノベーション実現への期待が大きく高まった。研究員の人材育成という意味でも、これまでにない新たな発想や視点を持った人が育ってくると思う。当社は今年150周年を迎えたが、次の150年へ向けた取り組みとしても意義深い」として、共同研究の推移や成果への期待を述べた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」6月27日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で