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「第22回JAPANドラッグストアショー」8/19〜21、大賀ショー実行委員長が見所語る

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「第22回JAPANドラッグストアショー」8/19〜21、大賀ショー実行委員長が見所語る

 業界関係者向けは『forビジネス』と銘打ち、専用会場を設置

 「第22回JAPANドラッグストアショー」(主催=日本チェーンドラッグストア協会〈JACDS〉)が8月19〜21日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。2020年は中止、21年はオンライン開催でリアル開催は3年ぶりとなる。更に、会場が約20年ぶりに東京ビッグサイトに変わるとあって、業界関係者からの期待や注目度は例年以上に高いものがある。ここでは、大賀崇浩ショー実行委員長(大賀薬局)が語ったショーの概要やポイントなどを紹介する(7月15日、JACDS本部事務所で開かれた会見より)。
 「今回のショーテーマは『ドラッグストアが目指す、持続可能な地域と街づくり〜一人ひとりのセルフメディケーションから〜』としました。8月19〜21日の3日間、会場はこれまでの幕張メッセから東京ビッグサイトに変更となります。業界関係者向けは8月19、20日『forビジネス』と銘打ち、専用の会場を設置して実施します。また、8月12日から28日まではオンラインでも開催します。 出展は、7月4日現在で331社1002小間。来場者数は12万人を見込んでいます。  
 JACDSテーマブースは『進化成長するドラッグストア!〜地域と生活者に貢献する、新しい役割・機能構築実現へ〜」を掲げ、超高齢化・人口減少化社会への対応や社会的な役割構築とドラッグストアが地域社会に貢献し、進化成長するための活動を多角的に紹介します。
 展開ゾーンは、薬事関連制度・健康食品関連制度の動向と課題を取り上げます。まず薬事関連では、頻発する制度改定、OTC市場の拡大施策と課題、ドラッグストア調剤の展望と課題を、健康食品関連では、食の機能性表示制度ができた背景や販売自主基準などに焦点を当て解説します。  その他、食と健康の実証実験報告では、街の健康ハブステーション推進委員会が、6企業16店舗で行った『食と健康』販売マニュアルに基づく新表示による実証実験の結果や感想などを報告します。
 特別企画の『食と健康ゾーン』は、ドラッグストア業界で近年、一大マーケットに成長した食と健康に関する市場について、ドラッグストアが推奨する食と健康へのアプローチを披露します。また『ライフスタイルソリューション2022』では、ステージプログラムも行う『メンズビューティエリア』、企業の取り組み紹介や、そらぷちキッズキャンプのオークションを実施する『SDGsエリア』、夏休みの子供を対象とした体験学習コーナーを用意した『キッズエリア』などを設けます。以上が概要になります。

 夏休みの子供たちが楽しめる内容に

  今回は、開催が夏休みということもあり、自由研究などのネタとして子供たちにはぜひ様々なことを体験してもらいたいと思っています。子供の笑顔は大人の笑顔にもつながります。家族そろってうれしさを感じてもらえるショーにしたいと考えています。実行委員長として、出展メーカー様にごあいさつにうかがった際も『子供たちが楽しめるショーに』と伝えさせていただいています。
 また、東京会場ということで、より多くの方に来てもらえると思っています。当社のような福岡の企業だと、会場によっては前泊などの必要性が出てきます。そうなると多くの人数を会場に派遣するわけにはいかなくなります。ビッグサイトであれば、当日でもより多くの方に来てもらいやすくなるのではないでしょうか。
 夏休みということで一般の観光客もたくさんいることでしょう。初めてドラッグストアショーの存在を知る人もいるだろうし、当協会のことも知ってもらえる機会になると期待しています。
 他にも、同じ会期中に隣のホールで鉄道のイベントが催されていますので、我々のショーにも寄ってもらえるかもしれません。
 コロナの影響でリアル開催は3年ぶりですが、コロナによるマイナスの部分だけに目を向けるのではなく、例えば、オンライン開催はリアルでできなかったことで生まれたものです。前回のオンラインショーでは、20万人の訪問がありました。内訳は、業界団体が1万人、一般が19万人です。リアル開催時は12万人の来場者のうち、業界、一般が6万人ずつと半々でした。より多くの人がショーを目にしてくれたことが数字に表れています。
 今回は、オンライン併催ということで、インターネット上で見て『ビッグサイトなら行ってみよう』と思ったり、あるいはたまたまビッグサイトでショーの存在を知って『インターネットでもやっているなら見てみよう』と思ったりなど、リアルとオンラインを掛け合わせられるようにしたいと思っています。また、昨今の協会会員企業は、アプリを充実させています。SNSなどによる集客増ににも期待しています。
 今回はこれまでのように春夏の商品紹介ではなく、秋冬の商品紹介のタイミングになるので出展メーカー様も、これまでとは違う趣向を凝らされるのではないでしょうか。
 ドラッグストアで取り扱いの増えた食品もしっかりアピールします。ドラッグストアは他のどの業態よりも『健康』と密接です。食品メーカー様も、原材料高騰などで厳しい状況にある中『より体に良いもの、より機能性のあるものをアピールできるのはドラッグストア』という期待を持たれていると考えれば、販売する我々もしっかりと訴求していかなければなりません」(談)

 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で
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