第22回JAPANドラッグストアショー3年ぶりのリアル開催、初のハイブリッド形式を採用
初の夏場での実施の他、会場を幕張メッセから東京ビッグサイトに
第22回JAPANドラッグストアショーが8月19〜21日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。リアルでの開催は2019年3月以来3年半ぶり。また、8月12〜28日は、オンラインでも開催するなど、初のハイブリッド形式を採用。ここでは、各社の出展ブース以外のコーナーやイベントの主な見所を取りまとめた。
新型コロナの影響で中止とした一昨年、オンラインで開催した昨年に続き、リアルとオンラインで開催した今年。初の夏場での実施の他、会場を長年使用してきた幕張メッセから東京ビッグサイトに移すなど、初の試みやこれまでと異なる点をいくつか取り入れた。
テーマは「ドラッグストアが目指す、持続可能な地域と街づくり〜一人ひとりのセルフメディケーションから〜」。会場は東3〜6ホールを利用、19、20日は商談日、20、21日は一般公開日とし、東3ホールは商談会場として、商談日のみに出展する企業の専用会場とした。
出展社は400社で過去最高を更新
出展社は400社、1159小間(19年開催時=397社1428小間)、来場者数は計4万6324人(同〈プレビュー含め4日間開催〉=12万4526人)。出展社数は過去最高を更新、特に、ドラッグストアでの取り扱いが増えた「食」に関する企業による「食と健康ゾーン」への増加が目立った。
基本的な全体構成はこれまで同様。出展企業は、ヘルスケア、ビューティケア、ホームケア、ライフケア、ペットケア、エンジェイライフ、SDGs、食と健康、フーズ&ドリンク、RFID、ストア&ファーマシーソリューション、その他のゾーン別に、自社の秋冬物などの新商品や主力商品、サービスなどを紹介した。
主催者の日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)のコーナーは「ライフスタイルソリューション2022」と題し、メンズビューティーエリア、SDGsエリア、キッズエリアなど、この3年間で市場や注目度が一気に高まったものにスポットを当て、また、夏休み期間中ということを背景に、子供たちが楽しめるような内容を取り入れた。その他、各種セミナーや健康(セルメ)川柳コンクール、セルフメディケーションアワード、新商品コレクション、また、一般向けにタレントを招いたトークショーやキャラクターショーなどの企画を催した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」8月29日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で