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貝印が「帽子デザインコンテスト」初開催、「ハットの日」に優秀作品発表

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貝印が「帽子デザインコンテスト」初開催、「ハットの日」に優秀作品発表

 最優秀賞受賞者には、研修旅行を贈呈

 貝印は「ハットの日」でもある8月10日、東京都港区の赤坂ガーデンシティで、初開催となる帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head―piece Competition」の発表会を実施した。
 コンテストは、グローバル刃物メーカーであり、縫製ハサミの開発・製造でも長年の歴史を誇る同社が主催。日本の人間国宝に相当すると言われるフランス国家最優秀職人章の称号を持つ、Hat&Head―piece designerの日爪ノブキ氏が審査員を務め、コーポレートカラーである「Ocean Blue(オーシャンブルー)」をテーマに募集した帽子デザインの中から、優秀賞15作品を選出した。受賞作品は実際に制作され、11月8日に行う「いい刃の日」イベントで発表、展示される予定。そこで決定する最優秀賞受賞者には、ヨーロッパ・ファッションデザイン研修旅行を贈呈し、最優秀賞受賞作品は発売される。

 未来のつくり手たちを支えたいとコンテストを実施

 イベントでは冒頭、遠藤浩彰社長兼COOがあいさつ。家庭用包丁、爪切り、使い捨てカミソリで国内トップシェアを誇り、40年近くプロ用縫製ハサミもアパレル業界などで使ってもらってきたという歴史を紹介し「帽子は人生を豊かにしてくれる文化と認識し、全ての人に最高の帽子を届けるために、未来のつくり手たちを支えたいとコンテストを行うことになった」と説明した。更にサステナブルな未来へつなげるため、5年、10年とコンテストが続いていくよう、尽力していく考えも示した。
 また、遠藤社長と日爪氏によるトークセッションの場も設け、日爪氏の要望を取り入れたハサミを現在開発していることや、それを年内に発売する予定であることを紹介し「商品を愛用してもらったというご縁があり、ひたむきなものづくりの姿に感銘を受けた。アドバイスを受けて世界最高のハサミをつくりたいとオファーした」(遠藤社長)という経緯も明かした。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」8月29日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で

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