全家協55周年・協力会45周年感謝のつどいを開催、60周年へ新たな決意示す
組合員や取引メーカーなど業界関係者約130人が出席
全国家庭用品卸商業協同組合(全家協)は10月20日、東京都港区のオークラ東京で創立55周年の感謝のつどいを開催した。同時に全家協・協力会の創立45周年も記念して行ったもの。組合員や取引メーカーなど業界関係者約130人が出席した。
会の冒頭、岡部弘幸理事長(全家協・協力会会長、岡部)があいさつに立ち「コロナ禍での周年行事ということで、開催を慎重に検討した結果、これまでの55年間に感謝し、次の60年に向けて新たな歴史をつくっていく機会にしたいと考えた。自粛だけではなく、コロナに負けないという思いで本日の場を設けさせていただいた」と開催の経緯を説明した他、全家協の歴史を紹介。昭和42年に創立総会を行い、翌43年、約6億円の規模で活動をスタート。現在は約250億円を超える規模に成長したことに対し、取引先に感謝の意を示した。
地域密着型で即決即断できる中小企業の変化対応力が強みに
また、変化の激しい時代だからこそ、全国ネットワークを有効に駆使し、地域密着型で即決即断できる中小企業の変化対応力が強みになることを強調した。更に、全家協の第56期の3〜9月の売上高が前期比8%増であること、また、9月には3年ぶりとなる見本市「リビングワンダーランド」が成功裏に終了したことを報告し「今後も、生活必需品の家庭用品を扱う卸としての使命を肝に銘じ、メーカー様と手を組み、心豊かな生活スタイルを提供していきたい。組合員とは、相互補助の精神に基づき、絆を更に深められるよう健全な発展に尽くす所存である」と述べた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」10月31日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)