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日本家庭用殺虫剤工業会が創立50周年記念行事を開催、正しく安全に使うための普及拡大目指す

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日本家庭用殺虫剤工業会が創立50周年記念行事を開催、正しく安全に使うための普及拡大目指す

 日本で独自の発展をし、世界へ出て行った数少ない産業

  日本家庭用殺虫剤工業会は11月28日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で創立50周年記念行事を開催した。
 記念式典では冒頭、上山直英会長(大日本除虫菊)が「本来なら昨年が50周年だったが、コロナ禍を受けて今年、記念行事の開催となった」と述べつつ、日本除虫菊工業会と日本除虫菊研究所が合併して誕生した会の歩みを紹介。「殺虫剤は最先端の研究で害虫の生態に合わせた製品をつくって日本から世界に製品を広めてきた。エアゾールも殺虫剤業界が先がけだった。世界を手本にしながら成長してきた国内産業はたくさんあるが、日本で独自の発展をし、世界へ出て行った数少ない産業ではないか。今後も安全で環境に負荷を掛けない製品を開発し、正しく安全に使うための知識の普及に努めていく」と意気込みを示した。

 感染症の脅威を想定し、我々一丸となって対応

 大阪府の吉村洋文知事の祝辞を大阪府健康医療部生活衛生室の石橋真理子薬務課長が代読した後は、全国化粧品日用品卸連合会の森友徳兵衛会長(森友通商)が登壇。「人類にとって一番危険な生き物は蚊。積極的に最前線で活躍されているのが殺虫剤メーカーであり、人類のヒーローでは」とメッセージを送った。また、川端克宜副会長(アース製薬)が「新型コロナが明けていくと、2025年には大阪万博があり、海外からの観光客も増え、水際対策も必要になってくる。感染症の脅威を想定し、我々一丸となって対応し、次の10年、20年を皆様と一緒に迎えたい」と強調した。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」12月5日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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