トゥディックが3年ぶりに「第28回春の商談会」開催、グループシナジー発揮へ

出展メーカーは約70社、約200社の取引先が来場
トゥディックは1月18日、石川県金沢市の金沢流通会館で「第28回春の商談会」を行った。3年ぶりの開催で、出展メーカーは前回までと同等の約70社、約200社の取引先が来場した。これまでの2日間(陳列含む)から1日開催に変更し、会場のスペースを前回より拡大し、各社の出展ブースや通路を広げた他、商談室を増やすなど、密な状況をつくらないよう配慮した。
東海圏含め北陸地域での商談や発表会がコロナ禍で減少していたことから、メーカーや小売業の間ではリアルの商談の機会を望む声が高まっており、そうした背景も鑑み、今回の開催に至ったという。
家庭紙の取り扱いを拡大し、相乗効果が発揮できる体制を
同社は2020年8月、愛知県刈谷市に本社を置く、鋼材や石油の販売、空調工事などを行う太田商事の傘下に入っており、同じくグループ企業、かつJ—NET中央のメンバー社で、愛知県を拠点とする花岡と共に、東海・北陸圏の物流網構築を図っている。特に花岡は家庭紙が中心であることから、これまでトゥディックであまり取り扱いの無かった家庭紙を増やし、花岡は日用品の取り扱いを増やすなど相乗効果が発揮できる体制を整えつつある。
今回の展示会では、家庭紙メーカーの出展を増やした他、独自の提案コーナーには、ソフトパックティシュの市場が伸びていること、トイレットペーパー及びキッチンペーパー市場で長尺タイプのシェアが伸びていることなどを、各社の該当商品を集めて紹介した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」1月23日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)