大木ヘルスケアホールディングス春夏用カテゴリー提案商談会開催、需要発掘への「提案」強める

64の提案コーナーで独自価値を発信
大木ヘルスケアホールディングスは2月7、8日、東京都大田区のTRC東京流通センターで春夏用カテゴリー提案商談会を行った。 2019年6月以来となった昨年2月、6月に続くリアル会場での開催で、コロナの影響が収まりつつあり、通常の生活が戻ることが考えられる今後の消費者需要を見越した施策を数多く提案した。
前回の提案商談会から、新たなカテゴリーの創造、潜在需要の顕在化を追求し、メーカーごとのブースという位置付けではなく、カテゴリー単位、店頭単位での訴求を強める構成としており、今回も大きく「快適生活」「園芸/ペット」「健康食品」「医薬品」「コンタクト&補聴器」「コスメ&バラエティ」に分け、その中で各メーカーの商材をどう売っていくのかを、同社の営業マンが各小売業の特性に合わせて時間をかけて説明。全体の提案コーナーは64コーナーに上った(同社と共同提案した出展メーカーは61社、商品協力メーカーは120社)。
ヘアケアやスキンケアの専売品の販売動向などを紹介
例えば、市場構築に注力する「快適生活」では「企業の歯科検診は今後義務化になる?『オーラルヘルス』」や「大木のイージーDIYは『工夫する楽しみ』『備える安心』」と題し、市場データなどと合わせて、考えられる伸びしろの大きさを示した。また、成長著しい「コスメ&バラエティ」では「フェム活『腸活・眠活・温活』」や「コスメをインテリアに。映える棚づくり提案」、また「習慣化した『ムダ毛ケア』の品ぞろえ強化必須」「コロナにより変転するインバウンド需要。瞬発的に対応しチャンスロスを防ごう」と題しアピールした他、好調に推移するヘアケアやスキンケアの専売品の販売動向などを紹介した。
(詳細は「日用品化粧品新聞」2月13日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)