特別インタビュー/成和インターナショナル 岸川良己社長
口コミから人気に火がついた主力のロングセラーアイテム「太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液」が国内外で注目を集めている成和インターナショナル。中国・上海で毎年行われる、世界最大級の化粧品関連展示会であるCHINA BEAUTY EXPO(CBE=中国美容博覧会)にも出展し、存在感を高めてきた。昨年から今年にかけては、これまで培ってきたヒアルロン酸のノウハウを存分に生かした新アイテムを続々と市場に投入。保湿力の高さを強みにしたアイテムは市場で話題となっている。ここでは、更なる成長に意欲を見せる岸川良己社長に近況や今後の方針を聞いた。
積極施策で存在感
―昨年は化粧品業界全体が厳しい状況を強いられました。貴社はいかがでしたか。
「更なる成長のため商品開発を急ぐように指示していたところ、想定外の新型コロナウイルス感染症の流行がありました。主力の『太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液』は、中国を含めた海外からの引き合いが強いため、インバウンドの激減には大きな影響を受け、20年9月期の売り上げは創業以来初めて減収となりました。今期はコロナの影響が長引いて苦戦をしているものの、前期と比べて明るい兆しが見えてきています」
グローバルに販路拡大
―国内だけでなく、海外にも積極的に展開を広げたいとか。
「既に高い認知度を誇る中国以外にも、ASEANや中東、アメリカ西海岸など、世界のマーケットへメイドインジャパンの原液シリーズを拡大していきたいと考えています。1年延期となり、今年10月から来年3月まで開催される『ドバイ国際博覧会』にも出展を予定。水処理装置や化粧品を展示します」
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