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特別インタビュー/FSブルーム 志水啓一社長に聞く「園芸市場の近況と自社のこだわり」

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特別インタビュー/FSブルーム  志水啓一社長に聞く「園芸市場の近況と自社のこだわり」

世界的に高いシェアを誇る農業化学メーカーの日本法人であるシンジェンタ・ジャパンからフラワー事業の譲渡を受け、フマキラーの100%子会社として設立、4月に創業したFSブルーム。プロの花卉生産者向けの種苗販売、ホームセンターなど小売りチャネルを通じた消費者向け花苗販売、公園事業者などに向けた植栽事業という三つの基幹ビジネスを展開している。生産者向けには国内で1000品種ほどを用意。研究開発を進め、各取引先のベネフィットに合わせた商材の提供に積極的に取り組んでいる。ここでは志水啓一社長に、園芸市場の近況や自社のこだわり、今後の展開などを聞いた。

 

――園芸市場はどのような状況でしょう。

「花卉生産者数は高齢化、後継者不足などで、微減が続いています。花卉の出荷額は気候に影響されることも大きく、こちらも横ばいから微減という状況です。園芸人口は、団塊世代がボリュームゾーンで60歳以上が約6割を占めるというデータがあり、高齢化が進み、次の世代を育成することが求められています。園芸はあくまでも趣味の一つであり、他の選択肢も非常に多い中、時間、興味、お金を振り分けてもらわなければならず、新たなユーザーを取り込む施策が必要になっています」

――一方で、新型コロナウイルスの流行による外出自粛で関心の高まりも見られたようですね。

「花苗流通はホームセンターが6割を占めますが

ることが求められている中、選択肢が限られ、時間ができたという中でファミリー層の参入も多く見られました。この新規ユーザーの習慣化につなげていきたいと考えています」
(詳細は「生活用品タイムズ」10月4日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)

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