【user's VOICE】ウエルシア「ポイ活」

最も構成比高い「お客様感謝デー」利用促進に貢献
全国のPOB会員(3017人)に、買い物などによってポイントを貯めたり、活用したりするなどの「ポイ活」に関するアンケート調査を実施。「ポイ活」にアクティブな属性を持つPOB会員に「ポイント制度が利用店の選定基準になるか」を業態別にたずねたところ「コンビニ(87・2%)」「スーパー(86・4%)」を抑え「ドラッグストア(89・3%)」が最も回答を集めた。中でも「ウエルシアでTポイント+WAONポイントを貯める(50代男性)」のようにウエルシアで行うポイ活「ウエル活」が節約術としても人気だ。
そこで今回は「ウエル活」について分析。図はPOB会員が投稿したレシートからウエルシア利用データを抽出し、日別に投稿枚数の構成比を表したものだ(調査期間2024年2月、レシート枚数12万3880枚)。
投稿されたレシート枚数は、毎月20日の「お客様感謝デー」が最も構成比が高く、15・2%を占める。
加えて「ポイント2倍デー」や「シニアデー」などの利用を合わせると投稿数は全体の約4割。「ポイントデーはウエルシアで買い物(50代女性)」「Tポイントはウエルシアで使うために貯めている (40代男性)」との声からもポイント制度が利用促進に大きく貢献していることがうかがえる。
一方、24年4月22日で「Tポイント」は「Vポイント」と統合、更にウエルシアでの「Tポイント」サービスが24年8月20日で終了となる。
今後の利用については「まだ分からないが、お得であれば増えると思う(20代男性)」「貯める機会は減るかも(40代女性)」との声も聞こえる。今後の「ウエル活」はどのように変容するのか。ユーザーの利用動向に注目していきたい。