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花王が「SENSAI」最高峰スキンケアシリーズを刷新、洗練されたテクスチャーに進化

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花王が「SENSAI」最高峰スキンケアシリーズを刷新、洗練されたテクスチャーに進化

 日本及び海外40カ国以上で順次発売

 花王は、カネボウ化粧品のグローバルプレステージブランド「SENSAI」で最高峰のスキンケアと位置付ける「UTM」シリーズをリニューアル、9月1日から日本及び海外40カ国以上で順次発売する。日本発のラグジュアリーブランドとして、特に中国などアジアで存在感を高めていくことを目指す。これに先立ち6月16日、東京都千代田区のフォーシーズンズホテル東京大手町で、新シリーズの概要、今後のグローバルブランド戦略について説明会を行った。

 R8だった『アリィー』をG11に移し、G11だった『ソフィーナiP』をR8へ

 説明会では冒頭、前澤洋介上席執行役員化粧品事業部門長が、化粧品事業をよりグローバル化していくための戦略などについて説明した。これによると、花王の化粧品事業は、2019年に打ち出した新成長戦略に基づき、グローバルに展開する11ブランドと、日本国内を中心に展開する8ブランドを「G11/R8」として集中的な投資を行い、更に事業構造改革を進めブランドの統廃合などを進めてきた。前澤部門長は、この一環として「今年に入り、R8だった『アリィー』をG11に移し、G11だった『ソフィーナiP』をR8へと入れ替えた」ことを明らかにすると共に、グローバルの化粧品市場の規模は21年で31兆円、うちアジアが約4割を占め、これが26年には大きな構成比は変わらないが42兆円まで拡大するとの予測を示した。「花王の化粧品事業は、アジアが87%を占め、日本だけで64%を占め、ここに依存する形となっている。逆に言えば海外市場にまだまだ伸びしろがあると考えている」とした上で「“Only 1 in Global“のビジョンの下、価値マーケティングにこだわり、サステナブルで多様性を尊重したモノづくりを行い、その上で各ブランドの優位性、差別性、海外展開、EC・デジタル施策を強化して、引き続きG11/R8中心に事業を伸ばしていきたい」と述べた。

 (詳細は「日用品化粧品新聞」6月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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