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【注目のブランド/貝印「miness」】”使いやすい部位別カミソリ”魅力発信

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【注目のブランド/貝印「miness」】”使いやすい部位別カミソリ”魅力発信
「なくす、は選べる。」コンセプトに多彩なアプローチ

 今春、貝印が発売した「miness(マイネス)」は、「なくす、は選べる。」をコンセプトに、部位別カミソリという新たな提案を行っている。わき、背中、あしなど、人の数だけあるそれぞれの悩みに合わせたアイテムと正しい情報を発信する「あなたによりそうブランド」として“引き算のスキンケア”を提唱する。

 minessのメインターゲットは若年女性。調査から見えてきた「肌への優しさ」「安全性」「コストパフォーマンスの良さ」というニーズに対応することを狙った。ブランド名称は女性を表す「ness」を盛り込みつつ、毛や剃毛についてネガティブに感じられがちという“マイナス”に“マイネス(マイナス)”を掛け合わせてプラスにしたいという思いを込めている。

 特許や意匠を多く盛り込み、技術を結集させたラインアップは6種。「ボディ用カミソリ」「うで・あし用カミソリ」「背中用カミソリ」「VIOデリケートゾーン用カミソリ」「わき用カミソリ」、更にボディ用、うで・あし用、背中用共通の「替刃3個入」をそろえる。肌にできるだけ近づけ、くぼみにフィットする卵型ハンドル、5本の指でつかみやすく右手でも左手でも操作しやすい楕円形ハンドル、吊るして保管できるフックタイプなど、各アイテムが特徴的な形状をしており、それぞれアプローチする部位に合わせて握りやすさ、当てやすさ、操作のしやすさなどに配慮した設計を施した。六角形の紙箱パッケージというコスメのような見た目も、これまでの女性用カミソリには見られなかった試みだ。

 マーケティング本部第一ブランド・商品戦略部の松永由香マネージャーは「各部位の形状、毛の硬さ、向きなどに合わせ、剃りやすさに配慮していることが大きな特長で、カミソリ1本ではケアしづらい場所もあるというマイナスを解消します。現在はセルフ、サロンなど、毛の処理にも様々なパターンがあり、自分で部位ごとに方法を選べるということはメリットになるはず。使ってもらうことで、肌に優しく、部位に対応してつくっていることが実感できると思います。計画比で特に好調なのは背中用ですが、特徴的な形状で、カミソリに背中用があるという気づきを与えることもできています。エステや医療脱毛で、他の部位と比較して背中のケアまでを行う人が少ないといったことも、商品への注目が集まる一つの要因になっているのではないでしょうか。なお、背中、うで・あし、ボディ用に搭載しているヘッドの360度首振り機能と、5枚の刃1枚1枚が独立して動くカミソリは、肌への優しさ、切れ味、滑らかさといった点で当社女性用カミソリにおいて高機能のもので、凹凸があって刃を沿わせることが難しい部位にもしっかりフィットします」と自信を見せる。


(詳細は「日用品化粧品新聞」8月26日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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