マンダムが「ギャツビー ザ デザイナー」から新ヘアカラー、13年ぶり女性用新ブランドも
ヘアカラーシリーズ、ネイルシリーズとコスメブランドを展開
マンダムは3月30日、東京都港区の青山オフィスで今春発売する新製品のプレス発表会を行った。
新製品は、昨秋立ち上げた、旬なスタイリストなどが監修や開発に携わったワンランク上のメンズライン「ギャツビー ザ デザイナー」のヘアカラーシリーズ、ネイルシリーズと、13年ぶりの新コスメブランドで、顔のパーツを細工する「CYQ(シーワイキュー)」。自社ECとロフト及びロフトネットストアで販売する。
当日は「カラフルで垢抜ける。ー彩色顕美ー」と題し、ブランド担当者が製品概要やターゲットのZ世代のウォンツなどを紹介した。
社内のZ世代のグローバルメンバーが企画開発を
「ギャツビー ザ デザイナー」のヘアカラーシリーズは、マンダム史上ナンバーワンの脱色力を持ち、ホワイトへアーやビビットカラーに向けたベースづくりができる「ホワイトハイブリーチ」と、脱色後に鮮やかな髪色を自由に表現する「カラーバター」及び「カラーバタートリートメント」を用意。「カラーバター」は全9色で、色を混ぜ合わせれば好きな髪色をつくることができる。Z世代は他の世代よりも自分を表現するポイントに「髪色」を挙げており、中でも拡大する「部分染め」を楽しむ需要に対応した。
ネイルは全6色でベースコート、トップコート、カラー、爪補強コートを備えたオールインワンタイプで、塗りやすさや色持ちの良さ、ダメージ補強効果、速乾性に優れている。 「CYQ」は、シリーズ第1弾として、リップだけで上唇と鼻の間の縦溝を指す「人中」を短く見せ、小顔の印象などを手軽に演出できる「キューピッドリップ」(全5色)を展開。ムラなく均一に伸び、しっかり密着する処方によってマスクに色移りしにくく、飲食しても落ちにくい。
Z世代には一般的な、デジタル状で加工した自分の顔をリアルでも表現したいという気持ちに応えるもので、社内のZ世代のグローバルメンバーが企画開発を手掛けた。なお「CYQ」の名前の由来は「細工」で、細やかな日本らしさを表現。パッケージ及び容器には、ブランド観を表現したロゴと「リップだけで人中短縮メイク?!」の文字を入れ、存在感をアピールしている。
(詳細は「日用品化粧品新聞」4月4日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)