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【花王】「カネボウ全国専門店ブランドアワード」内容紹介

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【花王】「カネボウ全国専門店ブランドアワード」内容紹介

「個の洗練」テーマに、主力3ブランドが近況解説

 花王は6月1日、東京都中央区の本社で、5月に行った「カネボウ全国専門店ブランドアワード2026」の内容をプレス向けに紹介した。
 冒頭、花王グループカスタマーマーケティングプレステージ部門営業企画部の板橋謙一部長が「個の洗練」をテーマに行ったというアワードの概要を紹介。専門店、ブランドが選ばれ続ける存在になるための戦略を共有する場とし、店頭で実践できるブランド情報の発信などの事例を紹介して、水平展開を促したことを報告した。
 花王上席執行役員化粧品事業部門長を務めるカネボウ化粧品の内山智子社長は、カネボウ化粧品90周年という節目の年にあたっての思いを発信した。生活者に必要とされ続ける価値をつくり社会と会社の双方に持続的に貢献するという思いを込めた「Celebration of individuality」という花王グループ化粧品事業のパーパス、そして一人ひとりのありたい姿を称賛し誰に対しても各々の“希望”を届けるというミッションを紹介。これからも夢と希望を届ける存在であるためには「時代の変化にしなやかに対応し、鮮やかに超えていく気概」「少々の逆風にも揺るがない耐久性のある事業体質」が必要だとし、自社の強みを発揮するためには、人の力と販売力による「届ける」ことが重要だとした。
 更には化粧品市場には、ユーザーが賢く購買行動を行うようになっている「物価高と二極化」、多くの迷いを生み出す「情報過多」、ECなどで売り上げは維持できるものの関係性が薄れてしまうことにつながる「来客数・接点減」という構造変化が起きていると分析。その中では「失敗したくない」「自分の肌に合うものを選びたい」という本物志向のユーザーが増えているとし、判断をプロに委ねる“選択ストレスからの解放”という価値が重視されるようになっていると強調。「お客様の肌に触れ、声に耳を傾け、変化を共に喜ぶというデジタルには成しえない価値がある」として、専門店の存在に期待を寄せた。
 また、花王グループカスタマーマーケティングの中谷末幸常務執行役員プレステージ部門統括は、盛夏対策など使用アイテム拡大のための施策、SNSの活用、高齢者へのレッスンなど新たな接点づくりのための取り組みといった、専門店と取り組んだ成功事例を紹介。「初回に2品以上購入してもらうと継続来店率が1・9倍に高まる」など、データ解析で見えてきた顧客の再来店率を上げるポイントに触れつつ、カウンセリング化粧品におけるシェアはEコマースと共に専門店が伸びていると明かし、顧客と長く、深く付き合える専門店が強みを発揮できる時代になってきていると分析した。
 その後は各ブランドの担当者がそれぞれの近況を紹介した。

(詳細は「日用品化粧品新聞」6月8日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)
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