ウテナ「ユトワ洗顔石けん」は発売イベント、中学生が村とゆずをPR

高知県北川村産ゆず使用の石鹸をウエルシアグループで限定発売
ウテナは11月1日、高知県北川村産のゆずを使用した「ユトワ 洗顔石けん」をウエルシアグループで限定発売した。これに伴い11月5日、東京都中央区のアンテナショップ「まるごと高知」で発売イベントを実施。商品を共同開発した高知県北川村立北川中学校の生徒9人や教員、ウテナ社員、ウエルシア社員などが参加し、来店客に向けたPRを行った。
北川村とウテナ、ウエルシアは今年5月に包括連携協定を締結。官民の連携によって、特産品であるゆずの振興を推進し、北川村の一層の活性化を目指している。イベントにはウテナの田頭基明社長とウエルシアホールディングスの池野隆光会長も参加し、生徒たちを激励した。
本来廃棄されてしまうはずだったゆずの種から抽出
「ユトワ 洗顔石けん」は「北川村の良質なゆずを全国の人に知ってもらいたい」という生徒の思いを受け、ウテナとウエルシアがサポートして共同開発したもので、商品名には「村のゆずを永久(とわ)に残していく」「ゆずで人の輪をつくっていく」という意味が込められている。本来廃棄されてしまうはずだったゆずの種から抽出した「ゆず種子油」を、潤い成分として配合し、ゆずの香りを楽しみながら、毛穴の黒ずみ汚れなどをすっきり落とすことができる。
イベントでは、生徒たちが村の観光名所やゆずに関するクイズを来店客に出題し正解者に商品をプレゼント。約100個用意していたプレゼントが開始40分で無くなってしまうほどの盛況ぶりで、参加した生徒は「石鹸づくりはウテナさんに、お店でのPRはウエルシアさんに相談しながら、みんなで取り組んできました。実際にお客様を呼び込むことは難しかったけれど楽しいです」と笑顔を見せた。
(詳細は「日用品化粧品新聞」11月14日号/または日本経済新聞社「日経テレコン」で)